第66回全国高校軟式野球選手権和歌山大会(県高野連主催)が24、25日、上富田町朝来の上富田スポーツセンター野球場で4チームが参加してあった。決勝で南部が耐久に4―1で勝ち、優勝した。南部は8月3、4日に和歌山市の紀三井寺球場で開かれる近畿大会に出場する。
 【25日】
●決勝
南部
 310 000 000―4
 000 000 001―1
耐久
 〔南〕宮本―磯本〔耐〕千畑―江川凌▽二塁打=久保田(耐)
 南部は1回、2四球と敵失で1死満塁とし、敵失で1点を先制。さらに森山が中前へ2点適時打を放った。2回には安打の小山を三塁に進めると、相手投手の暴投で小山が生還した。
 南部の先発投手宮本は、スライダーやチェンジアップなどの変化球と外角のストレートを投げ分けて打ち取り、2安打に抑えた。
 南部軟式野球部の選手は3年生の6人しかいない。大会には3年生の「助っ人」が加わり、エースの宮本と主将で捕手の磯本を中心としたチームワークで初戦の準決勝と決勝を勝ち抜いた。
 昨年は新型コロナウイルスの影響で、夏の和歌山大会と近畿大会、全国大会が中止になった。南部は2019年以来となる全国大会の出場を目指す。
 【24日】
●第1試合(準決勝)
向陽
 000 000 000―0
 000 221 00×―5
南部
 〔向〕畠中―中村悠〔南〕宮本―磯本▽三塁打=磯本、池田2(南)
●第2試合(準決勝)
耐久6―0桐蔭
■少人数で勝ち抜く
 南部は投手の宮本矩琉君と捕手の磯本蓮樹君、森山颯大君、池田優人君、小山潤成君、新田紳一郎君の部員6人で内野を固め、助っ人の選手は外野を守った。部員不足とコロナ禍で例年に比べて練習試合の数は減ったが、校内のグラウンドで実戦を想定した練習を重ねて力を付けた。マネジャーの古川鈴さん(3年)、谷村雫紅さん(2年)もチームを支えた。
 磯本君は「練習通り、自分たちの野球ができた。全国大会に向けて、近畿では一つずつきっちり勝っていきたい」、宮本君は「ほっとしている。近畿大会の相手は強いので、もっと練習していきたい」と、抱負を語る。
 池田哲也監督は「昨年秋から春、夏とこのチームで戦い、チーム内で助け合いの言葉が飛び交っている。近畿大会に向けてもう一度、守備の徹底や、こつこつと点を取る野球ができるように準備したい」と話している。