海保巡視船に県警ヘリ 大規模災害想定し訓練、和歌山県新宮で関係機関
AGARA 紀伊民報6/20(金)14:30

海保の巡視船への離発着訓練をする県警ヘリコプター(19日、和歌山県新宮市沖で)
南海トラフ地震など大規模災害に備えようと、海上保安庁や警察などが参加した合同訓練が18、19の両日、和歌山県新宮市であった。19日には同市沖合で、県警のヘリコプターが海保の巡視船の上に降りたり、飛び立ったりする訓練もあり、関係機関が連携強化に取り組んだ。
訓練は大規模災害によって陸路が寸断されてしまったという想定で、田辺海上保安部や県警、地元自治体の各消防本部、水道事業所など10団体から計約100人が参加した。
巡視船へのヘリコプターの離発着は人や物資などを運ぶことを想定した訓練で、高知海上保安部のヘリ甲板付き巡視船「とさ」を活用し、新宮港の沖合約3キロで実施した。
串本町潮岬を飛び立ったヘリコプター「きのくに」は、前進する巡視船の後方から徐々に接近。慎重に船の上に降りた後、人員を乗せて飛び立った。
この他、海保の潜水士と各消防本部の潜水士による合同潜水訓練、巡視船から給水車への給水支援訓練もあった。
田辺海上保安部の川邉俊雅・警備救難課長は「訓練を通じて連携を強化したい。互いの長所を理解することにより、より迅速な救難や支援が行えるようになる」と話していた。




