今年初戦の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で、パットを外した際に“同性愛者差別”のスラングを口にしたジャスティン・トーマス(米国)。ウエアを提供していたラルフ・ローレン社はすぐさま契約解除に至ったが、トーマスのスポンサーを結ぶ“シティグループ”は25日、同社のブログでトーマスとの契約続行を発表。ただしトーマスがLGBTQとコミュニティーに「相応な寄付をすること」を条件とした。


「謝罪だけでは十分でないとき」というタイトルで掲載されたブログは、マーケティング部のカーラ・ハッサン氏によるもの。「トーマスの言葉は侮辱をはるかに超えた、許しがたいもの」とし、「トーマスの真摯な謝罪を持っても十分ではない」と断罪した。

同社は「契約解除も考えたが、あえて今回の出来事をトーマスとともに世の中を改善する機会とすることを選択した」という。

LGBTQとはセクシャルマイノリティの総称で、L(レスビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)、T(トランスジェンダー)、Q(クエスチョニング)の略で、同性愛者、性転換、あるいはQが示す自身でも分からない、決められない、模索中の人を示すもの。シティグループは彼らを大変尊重している」と示した。

具体的な金額などは示されていないが「シティからのスポンサーシップ料から相応の寄付をすることに同意した」という。

トーマスはセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズを3位で終え、賞金49万ドル(約5000万円)を獲得。先週の欧州ツアー「アブダビHSBC選手権」は予選落ちだった。今週は米PGAツアーの「ファーマーズ・インシュアランスオープン」、欧州ツアーにも出場していない。(武川玲子=米国在住)

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