<ロッテ選手権 2日目◇15日◇カポレイGC(米ハワイ州)◇6563ヤード・パー72>

前日8アンダーをマークしトップに立った笹生優花が止まらない。2日目も「64」の快ラウンドで、スコアはトータル16アンダーに。2位に2打差の単独トップとなり、米ツアー初勝利に向けまた一歩前進した。


「この結果を見て、よくなかったとは言えない(笑)」。さすがに本人も、こう言って笑うほどのナイスラウンドが続いた。前半だけで6つのバーディ(1ボギー)。後半に入っても3つ伸ばし、上位争いから頭1つ抜け出した。3番では約20メートル、16番でも約10メートルのロングパットが決まる。「アプローチがあまりうまくいかなかったけど、パットが入ってくれてよかった」と、グリーン上のプレーも快走を後押しする。

それでも「また8アンダーを出そうとか、そういうのはあまり考えたくない」と、気が緩む様子は一切なし。「未来よりも今のことに集中していないと落ち着かない。いつも通り、“今”に集中していた」と、着実に一打一打を積み重ねた結果がこのスコアにつながっている。貪欲さはスコアにではなく、「楽しくできたし、こっちでプレーしている選手からすごく勉強できた」という部分にあらわれている。

異国の地でも動じないメンタル面は、とても19歳とは思えない。「自分はどこに居ても楽しい。嫌だなと思いながら人生を生きたくないし、今を楽しめないと」という精神で現地での生活自体を満喫している。新型コロナウイルスの影響もあり、「外には出ない。海も近くまで行ったけど泳げないし」というが、「ぜんぜん残念ではない。ホテルでパンケーキも食べたので、楽しいです」と限られたなかでも息抜きを行えている。

「何かを変えようとは思わない。自分でいられるよう、何かに集中したい」。世界トップの選手たちのなかで首位に立っていても、一切のブレはなし。決勝ラウンドも“今”を大切にし、着々とゴールへと向かっていく。

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