<ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 初日◇6日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で首位タイと最高の滑り出しを見せた佐藤大平には、大学の先輩で今年「マスターズ」で日本人男子として海外メジャーをはじめて制した松山英樹から以前から言われていることがある。「早くアメリカに来い」。


「一緒に練習したり、ご飯に行ったりしようと言ってくださっている。そういってもらえるのはとてもありがたいことです」と感謝しかないのだが、その“アメリカ”は簡単に行けるものではない。そのため、アメリカに行く経由地として考えているのが欧州ツアーだ。

コロナ禍ということもあり今年は未発表ではあるが、例年、日本の男子ツアーでは「Sansan KBCオーガスタ」終了時点の賞金ランキング15位以内の希望者上位3人に欧州ツアーのファイナルQT出場権が与えられる。その制度を利用して欧州ツアーに出場、そこから米ツアーに乗り込む青写真を描く。“兄貴分”松山からも欧州でのプレーを勧められたことも背中を押す。「日本ツアーは恵まれている。ヨーロッパに行って苦労したほうがいい」。

佐藤自身、いきなり米ツアーの下部にあたるコーンフェリー・ツアーから上に行くのは厳しいと考えている。「以前プレーしていたPGAツアーシリーズ・チャイナで賞金王になった人がやっと米ツアーに上がれるくらい厳しいところ。まずは色々な面で修業したい」。その場所に欧州がうってつけというわけだ。

現在の賞金ランキングは22位とまだ圏外。ここからさらに上げる必要がある。「トップタイでスタートできたので優勝を目指したい。ただ、まずはやりたいことをしっかりできるようにしたいですね」。それでも、せっかくの好発進。生かさない手はない。(文・秋田義和)

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