<アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 事前情報◇12日◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298ヤード・パー72>

最後に相模原GCで戦ったのは07年「日本オープン」。久々に立つコースは記憶もおぼろげだが、それでも「非常に難しい」とその難易度は健在のようだ。


火曜日にコースを歩いてチェックし、この日は18ホールをプレーした。「フェアウェイが非常に狭くて硬い。ドライバーで打ってフェアウェイに止めるのも難しい」と警戒。加えて待ち受けるのは硬く仕上がったグリーン。「ラフは浅いけど、グリーンが硬くて止めにくい。集中したいのは、ラフからどうやってリカバリーしていくか」と、ティショットの選択とラフからのショットをポイントに挙げた。

前週の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で優勝争いを演じ、今シーズン初優勝に向けて上り調子かと思いきや、「『これじゃあ全然ダメだな』という中での優勝争いだった」と、満足できる内容ではなかった。

優勝の可能性を残して最終ホールに突入したが、ティショットを池に入れてのダブルボギーで脱落。最終日だけで他にも2度池につかまるなど苦戦した。「72ホール目で負けてしまったように見えるかもしれないけど、そんなことはなくて。勝てない要素はたくさんあった。プラスの面もあったけど、同じくらい悪いところが出てしまった」と、7位タイで終えながらも及第点とは言えない1週間だった。課題は挙げれば切りがないが、そのぶん「勉強してきたものを、どれだけ試合で出せるか」と、ナショナルオープン開催地での戦いに楽しみな部分もある。

07年の日本オープン当時は、16歳になったばかりのアマチュアとして参戦。今では後輩から“遼さん”と呼ばれることが増え、下の世代からの追い上げも感じている。前週にプロ転向後レギュラー4戦目で優勝を飾った片岡尚之もその一人。若手の活躍に期待をかける一方で、「自分のことをベテランとは思っていないけど、ただ若くもない」と、今やツアーの「ちょうど中間」だ。今週も注目のアマチュア選手や若手が顔をそろえる中、“中堅”としての威厳を見せたいところだ。(文・谷口愛純)

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