<全米オープン 事前情報◇16日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>

2年連続6度目の「全米オープン」に出場する石川遼。昨年9月以来の海外メジャーに、文字通りパワーアップして戻ってきた。オフの間に大幅にウェイトアップしたことが一躍注目されたが、「もともと大きくはなりたかったけど、一歩踏み込んだトレーニングメニューにした」と明かした。


2年ほど前にもウェイトアップを図ったが、当時は体への負荷を考えてそこまで大幅な変化はなかったという。「でもやっぱり世界でやるには、とっていかないといけないリスクもあると思うので」と、今回は負荷をかけたメニューもこなしている。

ウェイトアップの目的は、あくまでも今求めるコンパクトなスイングのため。「筋肉をでかくすることは目指していなくて、自分の目指すコンパクトなスイングの中でも、効率よくボールに力を伝えるという目的を持ってトレーニングをしている」と語る。

その成果が目に見えて現れているが、実際にどのくらい増えたのかというと「一時は7、8キロ増えた」という。「人生で74キロいったことがなかった。今も75キロ以上はあると思う。75を切りたくないというのはある。スイングのスピードが変わらないで体が細くなるとリスクがある」と、連戦の中での体作りにも力を入れている。

スイングも体格も大きく変わって臨む全米オープンは、なじみのコースが舞台。トリー・パインズGCは、米ツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で過去6度プレーして2012年大会で13位タイ、14年には7位タイの成績を残している。「すごくいい思い出もいっぱいあるコースなので、本当に、まずは最高な気分です」と久々の感触を楽しんでいる。

とはいえ、今回はメジャー仕様。タイガー・ウッズ(米国)が制した2008年大会では、最終日を終えてアンダーパーの選手が2人と難関コースとして記憶に残っている。「出場が決まった時から、セッティングがある程度難しくなったら何が必要かなというイメージができたので準備するだけはしてきた」と、自身を持って開幕を待つ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>