<NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 2日目◇22日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇6571ヤード・パー72>

大会を主催する延田グループに所属するホステスプロのイ・ボミ(韓国)は、トータル1オーバー・43位タイでなんとか予選を通過。スリリングな緊張感、そして笑顔に涙と目まぐるしい2日目を過ごすことになった。


初日2オーバーと出遅れ、第2ラウンドも前半を終えた時点でトータル4オーバー。戦況を見守ったギャラリーをドキドキさせる展開に「私もでした」と笑ったが、後半に意地を見せた。12番でバーディを奪い、15番、17番でもスコアを伸ばす。「15番も長いパットが入ったし、17番、18番が難しくてパーで終わってもいいかなって思ったけど運が来た。また2日間プレーできることがうれしいです」。この時には「会長が入れてくれた」という“恩人”、昨年8月に76歳で亡くなった延田久弐生・延田グループ前会長の顔を思い浮かべた。

さらに、なんとしても気分よくラウンドを終えたい理由があった。ラウンド後には、この大会が日本ラストマッチとなる「同い年で友達」のキム・ハヌル(韓国)の“サプライズセレモニー”を選手たちで用意。友を送り出す大会を途中で終わらせるわけにはいかなかった。

「初めて友達が引退するから、想像できなかった。さびしい」という気持ちはあるが、そのセレモニーでは大きな花束を手渡し、ともに涙を流した。高校生の頃から切磋琢磨を続け、「スイングも一番キレイだし、ゴルフだけではなく全て華やか。見ていて気持ちよくなる選手」と敬意も抱いている。

前回行われた2019年大会は優勝した柏原明日架に1打及ばずの2位。ただ今季はコロナ禍で入国できないなか、なかなか本調子を戻せずここまで賞金ランク82位(1539万9647円)と苦しいシーズンを送る。「正直、前半は(ここまでと)同じようになるかなと思ってたんですけど、後半集中できた。ハヌルと日曜日まで一緒にプレーしたくて頑張りました」。大会、そして大事な友達への思いを胸に残り2日間をプレーする。

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