<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇2日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

最終戦までもつれ込んだ今年の賞金王レースは、最後まで予測不可能な展開になりそうだ。賞金王への可能性を残すのは、ランキング5位まで。逆転の条件は以下の通りになっている。


1位:チャン・キム(1億2625万円)
2位:木下稜介(1億1385万円)/優勝、または単独2位・かつキムが単独13位以下
3位:金谷拓実(1億980万円)/優勝
4位:星野陸也(1億268万円)/優勝
5位:稲森佑貴(8962万円)/優勝・かつキムが単独11位以下

2位に1239万円差をつけているチャン・キム(米国)が大きくアドバンテージを持っていたが、初日を終えて4オーバー・27位タイと出遅れ。「今日はメンタル面で苦しんだ。その修正が、残り3日も必要になると思う」と追われるプレッシャーから苦戦の一日に。木下、金谷はともに1オーバー・21位タイと振るわず、ランキングトップ3がそろって下位発進の波乱となった。

「我慢のゴルフで今日は少しつらい一日になりました。トップとの差がつきましたけど、諦めずにプレーしたい」(木下)、「普段通り、悪いスタートでした。あすからいいスコアを出したいと思います」(金谷)と、巻き返しを目指す。

一方で、一歩リードをとったのが稲森だ。首位と1打差の2位で初日を終えて逆転へ前進。星野も最終ホールのダブルボギーが響いたが、2アンダー・7位と上位につけて可能性を広げた。

ただし、上記の条件はアマチュア・中島啓太(日体大3年)の順位を無視した場合。中島には賞金が配分されないため、上記の逆転条件は、中島の順位によってはひとつ繰り下がる可能性もある。中島は1アンダー・9位タイ発進。こちらの動向も見逃せない。

木下、金谷は首位と6打差と、残り3日間での逆転も十分に射程圏内。キム以外のいずれかがキングになれば、記録が残る1985年以降では史上3人目となる最終戦での逆転戴冠で、5人全員が自身初となる賞金王がかかる。ロングシーズンの頂点に立つのは、果たして。

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