<全米プロゴルフ選手権 初日◇16日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>

バルハラゴルフクラブでの開催は2014年以来10年ぶり4回目。その14年に大会2勝目を挙げたローリー・マキロイ(北アイルランド)が好スタートを切った。


「プレーにはあまり満足していない。全体的にスコアは満足だけどね」と振り返った。「まとまりのないゴルフ」となった要因が前半のあがり2ホールだ。17番でボギー。18番ではティショットを池に入れて、からくもパーセーブした。

流れが変わったのが後半出だしの1番パー4。2打目がピンに直撃したが、幸いにもボールはピンから約1.6メートルにとどまり、バーディとした。その後、5番から3連続バーディを奪い、初日を5アンダーで終えた。

2年前、全面張り替えを実施したゾイシア芝については、「フェアウェイが乾いても、ボールはどこにもいかない」。2日目以降は硬くなりそうだが、伸ばしあいになると予想した。また、グリーンについては、「柔らかい」と一言。前週、「ウェルズ・ファーゴ選手権」が開催されたクエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)に比べれば2打目や、グリーンを捉えなかった時のアプローチショットが打ちやすい。

マキロイは今週月曜日、離婚の申請手続きを開始したと報道されたばかり。ここに戻ってこれて、「ゴルフができることはいつもうれしい」とした。好相性である本コースで10年ぶり、大会3勝目を狙う。


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