投資するときに見極めたい!オーナー社長vs雇われ社長、どっちの会社が成功する?

投資するときに見極めたい!オーナー社長vs雇われ社長、どっちの会社が成功する?

株式投資をしていると、「自分の持っている株の会社は、果たして成功するのだろうか?」と気になるものです。自分も株を持っているので、その感覚は分かります。

実は、会社の成功しやすさは、社長の特性によって大きく変わることが分かっています。具体的には、「オーナー社長」なのか、「雇われ社長」なのか。この違いによって、成功する確率は、まったく違うものになるのです。

■オーナー社長と雇われ社長の見分け方
では、オーナー社長の会社と雇われ社長の会社。どちらの方が成功しやすいのでしょうか? 具体的な話に入る前にまずは、これらの社長をどのようにして見分けるか、その方法をお伝えしましょう。

オーナー社長と雇われ社長を見分けたいときは、その会社の持株比率を確認するのが効果的です。社長がオーナーである場合は、多くの株式を自分で保有していると考えられます。よって、持株比率の高いところに社長が載っていれば、オーナー社長ということが分かります。

逆に、社長が雇われの場合、株式は保有せず会社は銀行や、ホンモノのオーナーによって保有されています。ですから、主要株主に社長の名前がなく、他の投資家の名前が並んでいる場合は、雇われ社長ということが分かります。

■オーナー社長 vs 雇われ社長
社長の見分け方が分かったところで、本題へ移りましょう。「オーナー社長」の会社と「雇われ社長」の会社。どちらの方が、成功しやすいのでしょうか? この問いに対して、西南学院大学の鄭義哲(チョン ウイチョル)氏が、興味深い論文を公開しています。

鄭氏は、経営者の持ち株比率と株価の関係を調べました。株価は会社の成功度合いを調べるのには打ってつけの指標です。成功している会社は株価が上がりますし、失敗している会社は株価が上がりづらいです。判断材料としてはわかりやすいのです。

研究の結果、「経営者による持株比率が高い会社の方が、株価が上がりやすい傾向がある」のだとか。もう少し噛み砕いて言うと、「オーナー社長の会社の方が成功しやすい」ということですね。

この理由としては、オーナー社長の方が雇われ社長よりも、自分ごとになって経営できる点が考えられます。経営者の利害が経営の成果と直結しているので、努力を惜しまなくなるのでしょう。このことを、「アラインメント効果」とも言います。

■大切な選択を間違えないためにも
あなたが投資家なら、株を買うときは「オーナー社長」の会社の方が良いでしょう。雇われ社長が無能ということではありませんが、少なくとも科学的には、オーナー社長の方が上手に経営できるようです。

また、持株比率については「個人投資家の持株比率が高いとパフォーマンスが悪い」「外国人投資家の持株比率が高いとパフォーマンスが良い」といった他のエビデンスもあります。社長以外でも、こういった点にも注目することで、良い会社に巡りあえるかもしれませんよ。

●参考文献:どっちの会社が成功する?オーナー社長vs雇われ社長(https://allabout.co.jp/gm/gc/476762/)記事下段に記載

中原 良太(マネーガイド)


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