給料前にお金がない! 金欠の「1週間」を乗り切る方法

給料前にお金がない! 金欠の「1週間」を乗り切る方法

■金欠時のクレジットカード払いは御法度!
「給料日まで1週間もあるのにお金がない……」という経験をした人は少なくないはず。苦しい時期を乗り切るにはどうすればいいのでしょうか。節約アドバイザーの丸山晴美さんに教えてもらいました。

「金欠のときは、ついクレジットカードで買い物をしたくなりがち。ですが、これを繰り返すと家計が自転車操業状態に陥り、いつになってもお金が貯まりません。冷蔵庫にあるものや、ストックしてある乾物や缶詰などを活用しながら、いまあるお金の範囲で乗り切る方法を考えることが大切です」

丸山さんは、こうアドバイスします。

言うまでもなく、金欠のときは外食せず、3食自炊することが鉄則。“家計のお助け食材”とも呼ばれるニンジンやタマネギ、ジャガイモを上手に使えば、支出を抑えることができます。

「冬場であれば、白菜や大根もオススメ。旬の時期なのでセールになりやすいですし、食べ出があって比較的長持ちするので、レシピを変えれば何日間か食いつなぐことができます。どう調理すればわからない人は、ネットでレシピを検索すれば、いろいろ見つかるはずですよ」(丸山さん)

■大根やニンジンの葉の水耕栽培で支出を抑える!
ちなみに、大根やニンジンなどは、葉の根元部分を捨てずに水耕栽培すれば、「葉を食材として活用できる」とも。

実の部分を1〜2センチ程度残して葉の根元を切り、皿などに置いて切り口の表面がつかる程度の水を入れればOK。日当たりのいい場所に置き、水を毎日取り換えると、2〜3週間程度で葉が大きく育つといいます。日頃から葉の部分を水耕栽培しておけば、金欠のときに威力を発揮してくれそうです。

「外出先や職場でドリンク類を買うのにもお金がかかります。仮に1本150円のドリンクを毎日買ったら、1カ月あたりの支出は4500円(1カ月=30日として計算)。水筒にお茶などを入れて持ち歩けば、月々4500円を浮かすことができます」(同)

丸山さんが提案する方法を習慣化すれば、金欠時を乗り切れるだけでなく、少しずつお金が貯まり、そもそも金欠に陥る心配がなくなる可能性もあります。

■リサイクルショップやフリマアプリで不要品を売ってみる
“お助け食材”を買うことすら厳しい場合には、掃除しがてら家のなかに埋もれている“お宝”を発掘してみましょう。

「引き出しの奥や本棚など、意外な場所で商品券や図書券などの金券類が見つかるかもしれません。私自身、掃除をしていたら棚の奥から金券が出てきたという経験があります。不要品をリサイクルショップに買い取ってもらうほか、『メルカリ』や『フリル』などのフリマアプリを活用して売るという方法も。フリマアプリの場合、使いかけの香水や雑誌の付録なども買い手が見つかることもあるようです」(同)

ただし、年末の大掃除の時期には、同様の商品を出品する人が多く、他の時期よりも値段が下がる可能性もあるそう。「オンシーズンのものでないと売れにくい」(同)ことも頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

■金欠を乗り切るには、日頃の情報収集も大切!
日頃から、ポイントサービスを実施しているショップを利用していれば、金欠のときポイントをかき集めて使うことができ、多少なりとも家計の助けになります。

「お金に余裕があるときに金券ショップで額面よりも価格が安い金券を購入して、しまっておき、ピンチのときに取り出して使うという手もあります」(同)

金券での支払いでもポイントが貯まるショップなら、一石二鳥の買い物ができそうです。

「ドン・キホーテなら、ビール券やお米券でも買い物ができ、その商品と交換しなくても、券面に記載されている数字の額面で清算をしてくれるので、金券ショップでわざわざ現金に換えてから使うよりもお得です」

また、金欠のときであっても週末は、楽しく過ごしたいもの。

「公共施設や資料館、企業のショールームなどには、無料で楽しめるスポットが案外たくさんあります。地元自治体の広報誌をチェックしたり、ネットで検索するといろいろ見つかるでしょう。その際、お弁当と水筒を持っていくことをお忘れなく。外食にお金がかかったら元も子もありません。定期券で行ける場所や歩いて行けるところを選べば、交通費も使わずに済みますよ」

いずれも、日頃からしっかりと情報収集してこそ、活用できる技です。つまり、金欠を乗り切るには、普段から無駄な支出を抑える意識と心がけが不可欠と言えます。

ここで紹介した技や方法が「日常的なこと」「普通のこと」になる頃には、自然とお金も貯まって、給料前に金欠で四苦八苦する生活とも「さよなら」できているはずです。

教えてくれたのは……
丸山晴美さん

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、身の回りの節約術やお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行う。

大山 弘子(マネーガイド)


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