本日5月28日は、ローマの英雄トッティが現役最後のピッチに立った日だ。1993年にローマに加入して以来、同クラブでキャリアを築き上げ、2017年5月28日までワンクラブマンとしてファンに愛された。
この24年間で積み重ねた試合数は「616」でセリエA史上3位、ゴール数は「250」で歴代2位となっている。
セリエAで最も多くのゴールを決めたのは、シルヴィオ・ピオラ。1930年代〜50年代にかけてラツィオなどで活躍した選手だ。
一方で、ワンクラブにおけるゴール数ではトッティが最も多い。今回は、セリエAの1クラブで最も多くのゴールを決めた選手トップ5を紹介していこう。
※データは『Opta』より
5位 アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユヴェントス、188ゴール)
キャリアのほとんどをユヴェントスで過ごしたデル・ピエロ。通称「デル・ピエロ・ゾーン」である左45°からのシュートでゴールを量産した。21ゴールを決めた07/08年にはセリエA得点王に輝いた。
4位 アントニオ・ディ・ナターレ(ウディネーゼ、191ゴール)
ウディネーゼのレジェンドであるディ・ナターレ。2000年代後半から10年代前半にかけてウディネーゼの黄金期を支えた。09/10年、10/11年には2年連続で得点王に輝き、その後12/13年まで4年連続で20ゴールを記録した。
3位 ジュゼッペ・メアッツァ(インテル、197ゴール)
1920年代〜30年代にかけてインテルでプレーした選手。現在インテル側からは本拠地サンシーロを「ジュゼッペ・メアッツァ」という名で呼ばれている。
2位 グンナー・ノルダール(ACミラン、210ゴール)
1950年代前半にACミランでプレーした。試合数を考慮すると、最も得点率が高い選手である。ACミランで過ごした8シーズンのうち、5シーズンで得点王に輝いている。
1位 フランツェスコ・トッティ(ローマ、250ゴール)
ローマのワンクラブマンであるトッティ。ストライカータイプではないものの、何度もリーグ戦2桁ゴールを記録した。
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