バドワイザー

バドワイザーが、FIFAとの契約を2026年大会まで更新し、ワールドカップでの公式ビールの座を守った形になった。

カタールでのW杯開幕2日前にW杯組織委員会はスタジアムでのビール販売を禁止。その結果、大会直前に大きな混乱が生じたことは記憶に新しい。

当時FIFAは、カタールの圧力もあり、契約違反の可能性がある中、開催国の要請を受け入れる形でスタジアムでのビールの販売を行わない決定を下した。

スタジアムでのバドワイザーの売上は減少したが、2026年大会に向け、契約更新はほぼ確定していた。

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は当時、ABインベブとの関係は良好であることを述べていた。

今回のFIFAの声明によれば、来月にオーストラリアとニュージーランドで開幕する女子ワールドカップ、および2026年のアメリカ、カナダ、メキシコの共同開催のワールドカップでスポンサーにABインベブが務めることが決定した。

更新契約の中身は開示されていないが、前回大会のスポンサーシップは約7500万ドルと報じられている。

(By ALLSTARS CLUB編集部)