池田エライザ、「キツかった」と共演の清水尋也から言われたワケ

池田エライザ、「キツかった」と共演の清水尋也から言われたワケ

10連休からの社会復帰で、疲れが出やすいこの時期。そんななか、あらゆる感情を刺激するオススメの衝撃作『貞子』をご紹介します。ということで、本作で姉弟役を演じたこちらの方々に撮影秘話などの見どころについてお話いただきました。

写真・角戸菜摘(池田エライザ、清水尋也)

池田エライザさん&清水尋也さん!

【映画、ときどき私】 vol. 232

今回、茉優として主演を務めた池田さんと弟の和真を演じた清水さん。話題作への出演が続いているおふたりですが、ホラーへの出演は初で、共演するのも初めて。そこで、お互いの印象やおふたりの意外な素顔を語っていただきました。

―まずは、清水さんとご一緒されると聞いたとき、池田さんはどのように感じましたか?

池田さん 周りの役者さんから「清水くんのお芝居がいい」というのを聞いていたので、まずは純粋に楽しみにしていました。写真のイメージだと少し近寄りがたい雰囲気もあったんですけど、私の弟と似ていたこともあって、接しやすかったです。

―ということは、すぐに打ち解けられたのですか?

池田さん 私も人見知りなところがあるので、多少時間はかかりましたね。なので、最初はなるべく遠いところからジーっと観察していました(笑)。でも、物語が進むにつれて、茉優と和真の絆が見えてくるので、それに合わせて打ち解けていった感じです。

最初は仲良くなれないと思った(笑)

―清水さんは、池田さんに対してどのような印象を受けましたか?

清水さん 僕は人見知りしないほうなのですが、初めて会ったときに池田さんから「清水くんって天才なんですよね?」と言われて、「仲良くなれないかも…」と正直思いました(笑)。言葉通りのプレッシャーがすごかったので……。

―それは確かにすごいプレッシャーですね(笑)。では、それをどうやって乗り越えましたか?

清水さん といっても、あとで普通に話すようになったら、本気ではなくて、コミュニケーションとしての冗談だったというのがわかったので大丈夫でした。

池田さん そうですよ。「天才の方ですよね?」みたいなふざけた感じで言ったので(笑)。

清水さん ただ、最初はそれを読み解けるほどの親密さがなかったので、「どうしよう…」と思っていてきつかったです。

池田さん でも、いまでは冗談も言い合える仲になったけどね! 

怖がりで台本を開くのにしり込みしてしまった

―今回は、ホラーへ初挑戦となりましたが、出演のオファーが来たときはどのように感じましたか?

清水さん すごく楽しみでした。やったことのないことに挑戦できるのは、純粋に新鮮でうれしかったです。

池田さん 普段はお話をいただいて、台本を受け取ったらその日のうちに読むようにしているんですけど、『貞子』に関しては開くのに2〜3日はしり込みしてしまいました……。というのも、私は本当に怖がりなんです。

でも、勇気を出して読んでみたら、ホラーではあるけれど、怖いという以上にヒューマンドラマの部分が丁寧に描かれていたので、ぜひ挑戦してみたいなと思いました。

―では、ホラーは普段ご覧にはならないですか?

池田さん 私は見られないですね。昔、兄弟4人で一緒にホラーゲームをやっていたことはありますが、ソファに並んで座りながらお化けが出るとなったらみんなで毛布の中に隠れたりしていたくらいなので(笑)。

清水さん 僕は平気なので、じゃあ今度一緒にホラーを観に行きましょう!

池田さん 絶対に嫌です!

お化けやホラーよりもとにかく虫が苦手

―ということは、清水さんは得意ですか?

清水さん そうですね、虫以外は大丈夫です。なので、海外版の『リング』を映画館で見たとき、虫が出てきたシーンは本当にヤバかったですね。いま思い出すだけでも汗が出てくるくらい。この作品も、虫が出てきたらお断りしていたかもしれないですね(笑)。

池田さん 洞窟で撮影したとき、外にはフナムシがうじゃうじゃいたよ。

清水さん フナムシが一番ダメだから、そういうこと言わないでください!

貞子はホラー部門の日本代表

―本当に虫がお嫌いなんですね(笑)。では、貞子はどういう存在でしたか?

池田さん 私たちの世代は、なぜ貞子がそうなってしまったのかを知らずにきたので、ただホラーのアイコンという印象ですね。でも、そのおかげで「テレビは怖いものだ」というのが自分のなかに植え付けられてしまい、私はテレビに布をかけるようになりました。なので、私にとっては意識していなくても意識している存在かもしれないです。

清水さん もし、「お化けを想像してみて」と言われたら、最初に貞子が思い浮かぶので、僕にとってもそれだけ強いイメージがついていると思います。そういう意味でも、「ホラー部門日本代表」みたいな感じですよね。だからこそ、参加できてうれしかったです。

演じるうえでうそだけはつきたくなかった

―おふたりとも怖がっている顔は“ホラー映え”していましたが、意識していたことがあれば教えてください。

池田さん 技術的に怖がっている顔をすることはできますが、「うそだけはつきたくない」というのがありました。つまり、このくらい目を見開いてと言われれば、本当にその気持ちになるくらいじゃないと嫌だったんです。

なので、今回はカメラが回ってないところでも、隅っこでずっと泣き続けたり、洞窟のシーンでは誰もいない水に向かって話しかけたり……。結果、「貞子よりも私が一番怖い」みたいな感じでしたね(笑)。

清水さん 僕は「自分がおびえているときはこんな顔しているんだな」と思いました。初めて見る顔だったので、ちょっと笑っちゃいましたね。自分のああいう顔は見たことがなかったです。

SNSは自分の立場を理解して使うべき

―この作品では、デジタル社会に対する警告の部分もあると思いますが、SNSに対して怖さを感じたことはありますか?

池田さん いまは情報過多な社会になってきているなとは感じています。たとえば、公式の情報ではなく、私見で書かれた記事で善悪を下してしまうこともありますし、自分の物差しで考える前に、正解を得てしまいますよね? そういうことが起きやすいのがSNSなのかなと。

だからこそ、SNSを使っている人たちは、自分が発言している言葉が本当に自分の言葉なのかということをきちんと見定めて欲しいなというのは、常に思っているところです。

清水さん 僕は自分の家族や友達、好きな人が幸せだったらそれでいいので、他人のSNSにはあまり興味がないんです。でも、ネットリテラシーというか、自分の立場を理解したうえでちゃんとSNSを利用していかないといけないなとは思っています。

―ご自分のことを検索することはありますか?

清水さん それはありますね(笑)。「かっこいい」と言ってくれる方がいればうれしいですし、ありがたい意見はありがたく頂戴しています。ただ、それ以外は受け付けないという都合のいいタイプです(笑)。

いまハマっている意外な動画とは?

―今回、和真は動画クリエイターという設定ですが、おふたりが思わず見てしまう動画やお気に入りはありますか? 

池田さん 私は小鳥を飼っているので、小鳥やおしゃべりインコの動画はずっと見ています。あと、シベリアンハスキーの動画も好きですね。友達は私が好きなものを知っているので、そういう動画を見つけるとみんながどんどん送ってきてくれます。それだけでメッセージの未読が何件も溜まってしまうことがあるくらいです(笑)。

清水さん ホラーや海外のおバカなアクシデント動画とか、僕はけっこうなんでも見ますね。たとえば、ゲテモノ系の料理を食べているものを「無理、無理!」と言いながら見るのも好きです(笑)。あとは、スコティッシュフォールドみたいに足が短い猫が好きなので、癒し系の動物チャンネルとかも見ています。

―では、この作品のために怖い映像も見ましたか?

池田さん ネット配信で「心霊スポットに行ってみた」という系統の動画はだいたい見ましたね。でも、なるべく昼間に見るようにしていましたし、そのあと怖くなって同級生を家に呼んでしまいました(笑)。

昔から寝る前に電気を消すのが怖くて豆電球はいつもつけていますし、もともと毎日ビビッてばかりなので、それを見たことによって大きく変わったことはなかったですね。

実は女性のほうが共感できる作品

―池田さんのように、ホラーが苦手な女性も多いと思うので、ananweb読者へ向けて、オススメのポイントや誰と観に行くのがいいかなどアドバイスがあればお願いします。

池田さん 茉優は母性が強い女性ですし、家族の話でもあるので、意外と女性のほうが共感してもらえる作品だと思います。友達同士とか、グループで観て盛り上がるというのもいいですし、彼氏に甘えるきっかけを作るためのデートムービーとして観るのもいいかもしれないですね。みなさんぜひお誘いのうえ来ていただけるとうれしいです。

インタビューを終えてみて……。

取材中も本当の姉弟のように仲良しで、とにかく楽しそうに冗談を飛ばし合っていた池田さんと清水さん。作品とは正反対に笑いあふれる取材となりました。普段は笑顔がステキなおふたりですが、劇中では見たことのないような恐怖におののくリアルな表情を見せており、こちらも必見です!

最後の最後まで容赦ない!

現代ならではの問題を描きつつ、ホラーファンの期待も裏切らない本作。じりじりと迫りくる貞子の存在感に、“真の恐怖”とは何かを突き付けられるはず。劇場という最高の環境で、衝撃の最恐体験を存分に味わってみては?

ストーリー

心理カウンセラーとして病院で働く秋川茉優。ある日、警察に保護された記憶障害の少女が入院してくるのだった。その後、ある事件に関係があった子どもであることが判明するが、茉優は彼女に特殊能力があることを目の当たりにする。

そんななか、茉優の弟である和真は動画クリエイターを目指していたが、アクセス数が激減していていたため、肝試しの動画を撮りに行くことを決意。ところが、貞子が映り込んだ恐ろしい動画を撮影したあと、和真は消息を絶ってしまうことに……。

鳥肌モノの予告編はこちら!

作品情報

『貞子』
5月24日(金)全国ロードショー 
配給:KADOKAWA
©2019「貞子」製作委員会


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