今回は、いまの時期、特に知りたい「むくみ対策」のツボを教えていただきます。丁寧なツボの場所と押し方(ここ重要)が、もふねこ教授ならでは! 東洋医学を専門としているもふねこ教授に詳しく講義していただきます。湿気が多いこの時期のお悩みを、ツボで即解決! 

むくみのツボ


【もふねこ教授の肉球ツボ講座】vol. 10


ども、もふねこ教授です。ジメジメ、ヂメヂメ、梅雨の時期ってホントうっとうしいニャー。ひなたぼっこもできないし、近所の見回り散歩もできないし、トイレの砂も何だか乾きが悪いし……。毎日ストレスを感じながら机に向かって論文を書いてるニャ。ん? いつもより脚のむくみが気になる? あーそうかもしれませんねー。湿気のせいか、梅雨冷えのせいか、それとも在宅テレワークが多くなったせいなのか…。とにかく今回は、むくみ軽減のツボをひとつお教えしましょう! あ、もちろん何かの病気による浮腫じゃない場合ってことで。

築賓のツボで「水」の停滞を解消

東洋医学では健康を保つ要素として、「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つがスムーズに身体をめぐっていることが重要とされています。もし「」が貯留し過ぎたり循環が悪くなったりすると、むくみが生じます。そんなときは築賓のツボを押さえてみましょう!

下腿(膝から足首にかけて)に力を入れると、メダカや子持ちシシャモのおなかみたいに、ふくらはぎがプクッとふくらみますよね。そのふくらみの下のほう、内くるぶしから膝の内側に向かって3分の1くらい上がったところで、ちょっと後ろ寄り、そこが築賓です。
 



築賓を押さえる時は、膝を曲げて足を組み、右の築賓は左手、左の築賓は右手の親指で圧迫しましょう。人差し指から小指までの4本指を向こうずねに引っかけて、それを支えにして親指でギューッと、少し鈍痛を感じる程度に押し込みます。10秒ほど圧迫したら親指をパッと離して10秒待ち、そしてまたギューッ……これを数回くり返したら次は反対側の築賓です。



ふくらはぎのポンプ機能を活かす足首体操も

築賓のツボ押しに加えて、背伸び運動(つま先立ち)も一日何回かやってみましょう。デスクワークでずっと座っていなければならない人は、座ったままでもOK。つま先を床に付けたまま、かかとを上がるだけ上げて、すぐに下ろします。上げて下ろして、上げて下ろして、イッチニ、イッチニ、イッチニ、イッチニ……。左右交互がいいかも。こうすると、ふくらはぎのポンプ作用が働いて、足から心臓のほうに戻っていく血液循環が促進されて、東洋医学でいう「水」のめぐりも良くなります!

イッチニ、イッチニ。わたしも昼寝のあとは後ろ足のびのび〜ってストレッチしますけど、背伸び運動はデスクワーク中心の人には合ってるかもニャ。もちろん築賓のツボ押しと一緒にね! あーなんかペロペロ顔洗いたい、もしかして明日も雨? じゃあまたニャーー!!


もふねこ教授 プロフィール
某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。

犬養ヒロ
漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。

「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本社

文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ