心理テストで判明! あなたを強く突き動かす原動力は? 感情のツボと対処法をお教えします。

自分自身を理解するべく“感情”を深掘り。

自分の可能性を切り拓くためには、まずは自分自身が抱く感情を知ることが重要と語ってくれたのは、心理テスト研究家の津田秀樹さん。

「感情と一言で言っても、例えば料理の作り方のように言語化しやすいものと、味のように言語化しにくいものがあります。“もやもやした気持ち”などと言ったりするように、捉えどころがない感情に振り回されてしまうことも。でも、自分の感情についてきちんと把握することが、自分が望まぬ方向に進む事態を避けることにつながります」

また、感情について無頓着でいると、そのバリエーション自体が減ってしまうリスクもあるそう。

「感情は、だんだん数が減っていってしまいがちです。極端な場合は、機嫌がいいか、キレるかのどちらかしかなくなってしまったり。たくさんの感情をまんべんなく感じれば感じるほど、心に幅ができ、柔軟になります。そして、感情のコントロールもできるようになり、現実の様々な変化に対応することも可能になるのです」

あなたを強く突き動かす原動力は? 感情のツボと対処法。

喜怒哀楽をはじめとした様々な感情がある中で、人にはそれぞれ行動のきっかけとなる感情が。それを知ることで、自分のやる気やエネルギーのコントロールに役立てよう。

Q1〜20の質問で、選択肢aとbのどちらか自分の気持ちに近いほうを選んでください。

Q1. 今日はすごく良いことが1つと、すごく嫌なことが1つ起こった日でした。今晩あなたはどちらの夢を見そう?

a:すごく良い夢…A
b:すごく嫌な夢…B

Q2. 「A美があなたのこと悪く言ってたよ」とB子が忠告してきました。あなたはどう思う?

a:A美には気をつけよう…C
b:B子には気をつけよう…D

Q3. 誕生日や記念日に毎回サプライズをしかけてくる演出好きな恋人と付き合ったとしたら、どう思いそう?

a:毎回何をしてくれるか、楽しみに待つと思う…G
b:毎回どんなふうに驚いてみせたらいいか、困ると思う…H

Q4. 2人から同時に残業を頼まれたとき、どちらのほうに手を貸したい?

a:より大変そうな人…B
b:より感じの良い人…C

Q5. 子供の頃、遊園地で苦手だったのは?

a:ジェットコースター…G
b:お化け屋敷…E

Q6. どちらのジャンルの映画をよく観る?

a:恋愛映画やコメディ映画…A
b:ミステリーやホラー映画…G

Q7. 友達を選ぶとき、どちらを重視する?

a:明るく楽しい人…A
b:嘘をつかない人…C

Q8. 家族の誕生日にケーキを買いました。家に帰る途中、人にぶつかったはずみにケーキを落として、台無しに。こんなとき、あなたはまずどんな気持ちになる?

a:「ぶつかってきた相手が悪い」とか「もっと気をつけていなかった自分が悪い」など、誰が悪いかが気になる…F
b:「どうしよう」とか「困ったな」など、とにかくガッカリしてしまう …B

Q9. 家の近所で捨て犬を見かけました。こんなとき、あなたがまず思うのは?

a:生き物を無責任に捨てる人は許せない!…F
b:うちで飼えないかな? もしくは誰か飼ってくれないかな?…H

Q10. 人前で言いがかりをつけられたとしたら、あなたはどうしそう?

a:言い返す…F
b:できるだけ早くその場から立ち去ろうとする…E

Q11. 美容室で希望の髪型を伝えたら、「髪質が違う」「顔タイプが違う」「ここに癖がある」などと次々と指摘されました。そんなときあなたは?

a:「じゃあ、やめます」とその髪型はあきらめる…E
b:「それでも似合うようにしてください」とあきらめない…C

Q12. 買い物を検討しているとき、どちらを強く意識する?

a:この商品を買うと、どんな良いことがあるだろうか…A
b:この商品を買って、後悔しないだろうか…E

Q13. 答えたくないような質問をされたとき、あなたは?

a:笑顔でごまかしたり、聞こえないふりをする…E
b:答えたくないとはっきり言う…D

Q14. どうしても行きたかった公演のチケット抽選に外れてしまいました。こんなときのあなたの心境は?

a:ついてないなあ〜…B
b:次こそ頑張ってチケットをとろう!…H

Q15. あなたが話しているとき、他の人が割り込んで話し始めたら?

a:いったん話を中断する…G
b:かまわず話し続けるか、相手に注意する…F

Q16. どちらの失恋のほうが、気持ちを引きずりそう?

a:うまくいくと思って告白したら、あっさり玉砕…G
b:もうそろそろ別れようかなと思っていた恋人に、先にふられる…B

Q17. 手土産に持っていくとき、どちらのスイーツを選ぶことが多い?

a:味に定評のある老舗のスイーツ…C
b:最近話題になっているスイーツ…H

Q18. 中断するのが難しいのはどっち?

a:お風呂前や寝る前など、ついダラダラしてしまうこと…D
b:お酒やお菓子などの嗜好品…A

Q19. 恋人にされたら嫌なのはどっち?

a:彼の友人に一切会わせてもらえない…F
b:あなたの苦手な彼の友人とも仲良くしろと言われる…D

Q20. あなたは犬を飼っていますが、最近できた彼が犬嫌いだということが発覚。そんなとき、あなたは?

a:今は嫌いでもだんだん好きになってくれるかもしれない…H
b:犬嫌いな彼のことを、少し嫌いになる…D

【結果の出し方】

A〜Hまでのなかで、どれがいちばん多かったでしょうか?
※同数の場合は、次の順に優先します。
A>B>C>D>E>F>G>H
たとえば「A」と「B」が同数なら、結果は「A」ということです。

Aがいちばん多かったあなたは…喜びタイプ

自分らしく、結果を残すための幸福なエネルギー。
喜びを感じるとき、あなたは幸福感が高まり、さらに「今の自分は何でもできる」という自己効力感も高まります。その結果、自分の思うように物事を成し遂げ、いつも以上の結果を残すことができます。あなたが特に大きな喜びを感じるのは、周囲の人から愛情を示されたり、逆にあなたのほうが人や物に対して愛情を抱いたとき。喜びの感情をより高め、最大化するためには、周囲の人たちにもっと興味を持ち、意識的に身の回りにも自分の好きなものを置くようにしましょう。好きな人と好きなものに囲まれていれば、より強く、自分らしく生きていくことができます。

【感情とうまく付き合うための対処法】
喜びは、良いことにばかり感じるとは限りません。例えばダイエット中のお菓子などは、食べている最中は美味しさという喜びを与えてくれます。いま感じている喜びがあなたのためになるものか、それともいずれ足を引っ張るものなのかをよく見極めて、いけないことならば誘惑に負けないように踏みとどまりましょう。

Bがいちばん多かったあなたは…悲しみタイプ

じっくりと痛みを感じることが心を強く、深くする。
悲しみは、あなたを今まで以上に強くします。ダメージも与えますが、折れた骨が前より丈夫になるといわれるように、前よりも人の気持ちがわかるように。また、自分についても知り、それまで気づかなかった幸せに気づけるようになるでしょう。悲しみによっていろんなことを思い悩むことが、結果としてあなたの心に深みをもたらすのです。あなたが特に強い悲しみを感じるのは、自分にとって大切なものを失ったとき。無理に悲しまないようにするのではなく、自然な気持ちのままに悲しみを感じることによって、これからの自分のやるべきことが見えてくるはず。

【感情とうまく付き合うための対処法】
まだ悲しいのに元気なふりをしたり、早く立ち直らなければと焦ったりするのは避けましょう。かえって後から、どっと悲しみがぶり返してどうしようもなくなってしまうことがあります。泣きたいときは思い切り泣いて、その悲しみを十分に感じて浸ることが、今後のあなたの力になるはず。抑圧や焦りは禁物です。

Cがいちばん多かったあなたは…信頼タイプ

誠実さに心を打たれる経験が推進力。
他人の誠実さに触れたとき、あなたは信頼の感情を抱きます。たとえ大きなことでなく、前にちょっと話しただけのことを覚えていてくれたとか、軽い約束だったのにちゃんと守ってくれたとか、ささいな出来事であったとしても。その信頼の気持ちが原動力となるあなたにとって、「自分も同じように行動できないか」と考えてみることこそが、これからの道を切り拓くきっかけになるのです。「自分とは違う立派な人」と切り離して考えてしまうと、信頼はつかの間の心地よい感情で終わってしまいます。信頼を人に与える言動をとろうとする思いが、あなたらしさを高めます。

【感情とうまく付き合うための対処法】
信頼に値する人物を見極める目を持ちましょう。なぜなら、詐欺師のような人もまた、人の信頼を得るのがうまいから。その人が「何をしたか」だけではなく「何をしなかったか」にも注目しましょう。良いことをするのは目立ちますが、ひどいことをしないというのは見逃されがち。しない人こそ、あなたが信頼すべき人です。

Dがいちばん多かったあなたは…嫌悪タイプ

自分の価値観を明らかにするヒントに。
自分の価値観とは異なるものを見聞きしたとき、嫌悪を感じるあなた。例えば、友達が約束を破ったときに強い嫌悪を感じるのは、「約束は守るべきものだ」という価値観を持っているから。散らかっている部屋に嫌悪を感じるのは、片付いた部屋の心地よさを大切にしているから。嫌悪を感じるものは思わず避けたくなりますが、その気持ちが、自分がどんな価値観に基づいて判断し行動しているかを自覚する重要な手がかりに。価値判断の基準がしっかりしているからこそ、自分を深く知れば、様々な決断を迫られるシーンで良い選択肢を選ぶことができるようになります。

【感情とうまく付き合うための対処法】
嫌悪の感情を繰り返し経験しながら、何も手を施さないでいると、そのうち周りの人や環境への恨みに転化したり、自分自身へのあきらめにつながる危険性があります。嫌悪の気持ちを感じたら、自分で変えられることと、自分には変えられないことに区別しましょう。そして、変えられることは変えていく努力をしましょう。

Eがいちばん多かったあなたは…恐れタイプ

逃げる? 戦う? 危機に対峙するたび広がる選択肢。
自分の身に危険が迫っていると思ったとき、あなたは強い恐れを感じます。恐れを感じることは生存本能として必要不可欠です。恐れに敏感だということは、危機察知能力が高いということでもあります。ただ、恐れは感情の中で最も持続時間が短いもの。その一瞬のシグナルを見逃さないことが重要です。そして素早く判断し行動に移すことが、あなたを豊かな未来に導いてくれるでしょう。自分に迫っている危険に対して、逃げるのか戦うのか、戦うのならばどのような方法で戦うのか。恐れの感情にたじろいだり思考停止しないように、普段から意識し、準備しておくことが重要です。

【感情とうまく付き合うための対処法】
自分の危機察知能力の精度を高めるために、恐れの段階を細かく設定しましょう。レベル1からレベル5まで段階分けして、まだ対応せずとも大丈夫な「レベル1」から、即対応が求められる「レベル5」までを区別します。そうすることで、危険度に合わせた適切な対応ができ、常に気を張り詰めている必要もなくなります。

Fがいちばん多かったあなたは…怒りタイプ

強い感情が、心から望む現実をあぶり出す。
現実が自分が望んだ通りにならなかったとき、あなたは激しい怒りを感じるはず。つまり、怒りは、あなたがどんな現実を望んでいるのか気づかせてくれる大切な感情。何でも望む通りになるわけではありませんから、時には怒りを抑えることも必要です。しかし、強い怒りのパワーを利用することで、あなたは現実を変えていくことができるはず。とはいえ怒りが長引くと心身ともに疲れてしまうので、感情に支配されてしまう前に、なるべく早く前向きな行動に意識をシフトすることが不可欠。「心に火がついたときが行動のとき」ということを常に頭に留めておきましょう。

【感情とうまく付き合うための対処法】
怒りを「人」には向けず、「状況」に向けるようにしましょう。「人」に向けた怒りは、問題を生じさせるばかりで、良い結果につながることはまれです。怒りの原因を「状況」に向けた場合は、その状況を変えるために自分に何ができるかという方向に頭が働きます。怒りのパワーは強いので、向ける矛先は冷静に判断を。

Gがいちばん多かったあなたは…驚きタイプ

フレッシュな刺激が未来を拓く強いパワーに。
予想しなかったことや、自分の知識や認識の外にはみ出すことが起きたとき、人は驚きを感じるもの。ただ、同じことが起きて同じように驚いても、それを不快と感じる人もいれば、快い刺激と感じる人もいます。あなたは後者のタイプでしょう。だからこそ、驚きを力として自分自身を高めていくことができます。知識や認識の幅を広げて、どんなことが起きてもそれを楽しめるように、器が大きくなっていくあなた。好奇心いっぱいの子供のような気持ちを持ち続けることで、オリジナルの選択肢が広がっていくはずです。物事に「驚ける」自分を楽しむ心を大切にして。

【感情とうまく付き合うための対処法】
驚きは、狙って感じられる感情ではなく、偶然の出来事によってもたらされるもの。自分がまだ知らない分野は、それだけ驚きを感じることも多くなります。また、あなたに常に驚きを与えてくれる人もいる一方で、生活がパターン化し、会う人も固定化されると、驚きも減ってきます。驚きのチャンスを増やすことを心がけて。

Hがいちばん多かったあなたは…期待タイプ

自分自身に抱く“わくわく”が大きな一歩へ。
期待という感情には2種類あります。他人や偶然がもたらしてくれる棚ぼた式のラッキーへの期待。そして、自分が何かを成し遂げられるかもという期待。あなたの原動力となるのは後者の期待です。自分に対する期待感が負担になる人もいますが、あなたはそうではありません。なぜなら、課題を乗り越えた先の、今よりもずっと成長した自分の姿が見えているからです。期待する分、ガッカリしやすい面もありますが、思い通りにいかなくて失敗したとしても、期待し続けるのをやめないことが肝心です。他人からの期待も歓迎して、自分の力に変えていくようにしましょう。

【感情とうまく付き合うための対処法】
期待には、「きっとうまくいくだろう」というポジティブな期待もあれば、「どうせうまくいかないだろう」というネガティブな期待もあります。「自己成就的予言」といって、人は自分の思い込み通りに行動するので、結果としてその思い込み通りの未来になってしまいがちです。ポジティブな期待を抱くようにしましょう。

津田秀樹さん 心理テスト研究家。精神科医・西村鋭介氏との共著『精神科医や心理カウンセラーも使っている 傷つかない&傷つけない会話術』(小社刊)など著書多数。

※『anan』2022年2月2日号より。テスト作成・津田秀樹 イラスト・坂口友佳子

(by anan編集部)