頭脳線とは

手相には様々な線がありますが、手のひらの真ん中を横切るように太く延びる線を「頭脳線」といいます。

頭脳線には、才能や能力などが表れているとされます。線の長さだけではなく、形や向きといった特徴を読みとることで、その人の多様な才能について占うのです。

とにかく優秀な手相

頭脳線が人差し指の付け根の骨の真ん中あたりから始まり、外側に向かって一直線に伸びている人は、仕事に関してあらゆる能力に秀でた、天才的なビジネスパーソンであるといえます。

このような手相の持ち主は、人付き合いにおける支配能力が高く、良きリーダーとして活躍することが期待できます。また、政治的なセンスにも長けており、権力闘争において勝利を収めることも可能といわれています。人に媚びず、自分の能力をいかんなく発揮できるでしょう。

丹念に物事をこなす才能

頭脳線の長短が、才能の強弱と直結しているというわけではありません。むしろ、この図のように頭脳線が極端に短く、中指の真下あたりで止まっている人は、とてつもなく丹念に仕事をこなす才能を持っているとされています。

高度な専門技術を身に付け、仕事を的確にこなす能力に長けています。職人芸の手相ともいえるでしょう。ただし、短い線が細く不安定に垂れ下がっている場合は、この限りではありません。

お金を稼ぐ才能

頭脳線が二股に分かれ、分岐している線が上を向いている場合は、お金を稼ぐための天才的な能力を持つことを意味しています。

このような手相の持ち主は、ビジネスや投資で上手に資産を増やすことが可能でしょう。この手相がある人は、決められた月給だけで暮らそうとするのはもったいないかもしれません。

五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。
著書『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)