人々の生活に息づいてきた暦から、7月〜9月のラッキーデーを読み解き解説します。教えてくれたのは、運命学研究家・C.I.さんです。

【恋愛運】

7月12日

古典的には「玉の輿に乗る」意味がある恋愛運です。この日は個性が強く出やすいため、猫をかぶることはできず、ありのままの自分を相手にぶつける形になるでしょう。それを楽しんでくれる相手なら良縁といえます。

8月23日

今まで「察してくれたらいいな」くらいの曖昧な態度しか取ってこなかったのなら、正直に自分の気持ちを伝えてみましょう。脈があるのかないのかはっきりしない状態はしんどいはず。恥ずかしがらずに表現してみて。

9月25日

幼馴染みのように、ずっと身近にいた人のことが気になりそう。または学生時代の同級生。振り返ってみると、いい思い出が詰まっているかもしれませんね。手始めに、旧友を交えて食事や遊びに行く約束をしてみては。

【仕事運】

7月10日

部下や後輩を育成して仕事の能率を高めることを表す日です。実習・研修・講習・訓練、それが何であれ育成に時間と労力を注ぎ、有用な人材へと鍛え上げること。信頼して仕事を任せられるようになれば万々歳です。

8月22日

例えばスマホは、昭和の時代からすれば信じられないほどのテクノロジーの塊です。この日も難題を技術的に解決する意があり、以前ならできなかったことも新たな発明や革新的技術によって克服されるでしょう。

9月15日

指導力や管理力に関する日ですが、それはまた怠けやすい日を意味します。つまり、こういうときの取り組み方、心の持ち方が仕事の出来不出来に直結し、差を生むでしょう。人をどうこう言うより、まずは自己管理を。

【金運】

7月19日

他の人が考え込んだりしてもたもたしているのを尻目に、サッと決めて行動に移るアクティブさが功を奏し、金運を招くでしょう。必要と思えば今までのやり方を改め、新しいことを積極的に取り入れるとよいです。

8月2日

先生に就いて集中的に学び、確実なスキルとすることで金運を生む日です。伝統分野でいえば弟子入り。国家資格の勉強を始めるのにもいい日です。特に免許制の専門職にはそれ相応の収入が約束されるでしょう。

9月26日

自立や独立に関わる日です。これは自分自身がそれを決意する場合もあれば、他の人の決断を応援する場合もあるでしょう。独り立ちするには仕事に精を出す必要があり、結果的にこうした決意は自ずと金運を高めます。

【対人運】

7月28日

ジャンルが何であれ突っ込んだ話ができる仲間との縁を表す日です。しばらくの間、その関係性の中に居場所を見つける人もいるでしょう。一緒に食事でもしながら好きな話題に興じれば、心もいきいきしてくるはず。

8月11日

どんなに情熱があっても一人の力だけでは果たせない目標、または越えられない壁があるものです。でも、優秀な人たちが集まるか、大勢の人と一緒に取り組めたら、きっとできるはず。味方を集めて突破しましょう。

9月8日

安心感があって居心地のいいグループを作ろうとする日です。ただし、誰でもウェルカムな開かれた集まりではなく、会員制などの限定されたタイプの集まりです。そのなかで胸の内をさらけ出す人もいるでしょう。

お話を伺った方 C.I.さん 運命学研究家。暦法を含め、易・四柱推命・西洋占星術など洋の東西の占術を学ぶ。運命学を人生のナビゲーションシステムとみなし、その活用法を研究している。現在、愛猫たちに囲まれた日々を送る。

※『anan』2023年6月14日号より。写真・中島慶子 イラスト・SHOKO TAKAHASHI

(by anan編集部)