誰にでも「本音と建て前」があるのではないでしょうか。そうだとわかっていても、相手の裏の顔を知ってドン引きすることは少なくないようです。そこで、今回は“20代女性が衝撃を受けた「ママ友の許しがたいひと言」”をご紹介します。

新顔が珍しかったから近づいただけ…すぐに私と友達になれるとでも思っていたの…?
「引っ越して間もなく子どもの幼稚園が始まりました。知り合いもおらず不安でいっぱいだったのですが、あるママが積極的に話かけてくれたので親しくなって。
でも『結婚したきっかけは?』『夫はどんなお仕事をしているの?』と矢継ぎ早に探りを入れられて…知り合ったばかりだから質問が多いのは仕方ないのかなと思ったのですが…。彼女はすぐさま『さん(私)って不倫の末に結婚したらしいよ』『夫はろくに働いていない』とでたらめな噂を流したのです。
私がママ友を問いただすと『新顔が珍しかったから近づいただけ…すぐに私と友達になれるとでも思っていたの…?』と開き直る始末。まったく悪びれる様子もないので、このママ友とは一切関わらないことにしました」(陽菜乃・仮名/28歳)
見知らぬ土地で新しい生活を始めるとなると何かと不安になるものですね。分かり合うためでなく、ただ根掘り葉掘り聞いて相手の情報を収集する人が近づいてくることがあるので、普段から人を見る目を養っておきたいところです。
さんはいつでも子どもを預かってくれるよ! みんなも子守りを頼んでみたら?
「なれなれしいママ友の話です。ある日、彼女は突然家にやって来て『急用ができたから、うちの子を預かってくれない…?』とお願いしてきました。
急なので驚いたけれど、緊急事態だと思い引き受けることに。子どもたちを寝かしつけた後、ママ友のグループLINEを見ると『さん(私)はいつでも子どもを預かってくれるよ! みんなも子守りを頼んでみたら?』と衝撃の言葉が書いてあったのです。彼女は最近私がLINEグループに加わったことを知らなかった様子。
その場で反撃の言葉を送ると『親しいママ友がいないみたいだから、あなたに少しでも声がかかるようにと思って』とまったく反省しておらず…。このママ友とは一定の距離を置くことにしました」(美空・仮名/27歳)
いざという時、ママ友の子どもを預かるのはよくあることではないでしょうか。でも、今回のように善意を悪用されるとさすがに嫌な気持ちになりますね。ママ友が何を言ってもわからないタイプなら、これ以上相手にしないのも解決策のひとつです。
××さんが子どもの悩みを押しつけてくるのよ…正直とても迷惑しているの
「頼りになるママ友の話です。彼女は『お宅の子ひらがな書けるようになった?』とよく子どもに関する質問をしてきます。私が『まだ書けないよ』と答えると、決まって『うちの子は50音書けるよ』と自慢してくるのです。
一瞬ムカっとするものの『一緒にひらがなを勉強しよう』と彼女がフォローしてくれるので、私は心許していたのですが…。ある日井戸端会議で『××さん(私)が子どもの悩みを押しつけてくるのよ…正直とても迷惑しているの』とママ友が私の悪口を言っているのが耳に入って…。
私はショックを受けつつも聞こえないふりをしてやり過ごすことに。いつも彼女にマウントを取られていたのだから、これを機にお付き合いをやめようと思いました」(知里・仮名/28歳)
ママ友の世界ではマウント合戦が頻繁にあるようですね。だからこそ、信用していた相手に裏切られたショックは相当なもののはず。子どもの手前、関係を続けるか悩むところですが、自分の気持ちに正直になってみてもいいでしょう。
以上、“20代女性が衝撃を受けた「ママ友の許しがたいひと言」”をご紹介しました。
子どもを第一に考えると、ママ友付き合いは難しいところがありますね。ですので、我慢が限界に達することも多々あるようです。ただ気持ちを押さえても長続きしないので、相手と程よい距離感を保ちましょう。
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文・菜花明芽