全仏OP1回戦、気温8度の中ベンチで待機を命じられて怒り

 テニスの4大大会・全仏オープンは現地時間27日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク14位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が同74位のダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)にストレート勝ちした。この試合は気温8度の寒さの中、1セット目に降雨中断となったが、アザレンカがコートサイトで待機を命じられた際に言い放った一言を男子レジェンドが一刀両断したようだ。オーストラリアメディア「news.com.au」が報じている。

 全米オープン決勝で大坂なおみ(日清食品)に敗れるも、準優勝を成し遂げていたアザレンカについて、同メディアは「テニススターのつまらない不平が叩かれる」との見出しで特集。この試合の第1セット、2-1とリードした場面で降雨中断に。大会役員は両選手に対し、ベンチで降雨の状況判断を待つように伝えたが、アザレンカはこう怒りを露わにしたという。

「これはちょっとバカバカしい状況よね。気温8度よ。私は待ってられない。寒すぎる。私はフロリダに住んでいるの。温かい気候に慣れているのよ」

 コンディションをキープするため、寒いコートで待つことを拒否したアザレンカ。試合には6-1、6-2と完勝したが、4大大会の男子シングルスで優勝4回を誇るジム・クーリエ氏は“フロリダ在住発言”を一刀両断したようだ。

フロリダ在住の主張は「強い説得力があるように思えません」

「もっとまともな主張が良かったですね。私の住んでいるところが温暖だ、とは。公平に見て、ヴィカ(アザレンカの愛称)には全くもって強い説得力があるように思えません」

 年間を通して温暖なフロリダで生活する選手は多いが、自宅の天候は今回の主張の根拠としては乏しいと、クーリエ氏は批判。記事でも「フロリダのくだりはコメンテーターのジム・クーリエにしっくりこなかった」と報じている。

 クーリエ氏は「選手が安全とは思わない状態でプレーすることを恐れることは私も完全に理解しています」とも語り、寒い屋外で待機を命じられたことに対するアザレンカの反応に十分な理解を示しつつも、フロリダ在住の主張には納得がいかなかったようだ。(THE ANSWER編集部)