フィゲロアは4度目防衛に成功、2団体のベルトを保持

 ボクシングのWBA・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチが15日(日本時間16日)、米カリフォリニア州カーソンで開催され、WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)がWBA同級正規王者ブランドン・フィゲロア(米国)に7回KO負け。プロ初黒星で王座陥落した。フィゲロアは暫定王座を含む4度目の防衛で、2団体の王座を保持。戦績はネリが31勝(24KO)1敗、24歳のフィゲロアが22勝(17KO)1分。

 ついにプロ初黒星だ。ネリは短く刈りあげた金髪でリングに登場。勝敗が決したのは7回だった。フィゲロアの左ボディーが決まり、ネリは撃沈。無敗同士の対戦で、KO負けを喫した。

 ネリは2017年8月の山中慎介とのWBC世界バンタム級タイトルマッチで4回TKO勝ちを収めたが、試合前に行われたドーピング検査で禁止薬物が検出された。故意の摂取を否定していたが、18年3月の再戦ではリミット53.5キロを大幅に上回る2.3キロの体重超過。再計量でもパスできず、王座剥奪となっていた。

 さらに19年11月、前IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBC同級挑戦者決定戦でも、1度目の計量で約450グラムの体重超過。試合開催へ金銭面の交渉に出たが、相手陣営に拒否されて試合中止となっていた。昨年9月、WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦でアーロン・アラメダ(メキシコ)に判定勝ち。2年7か月ぶりに世界王座返り咲きを果たしていた。

 この試合の勝者は9月にWBO王者ステファン・フルトン(米国)と統一戦を行う見通し。同級では、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)がWBAスーパー&IBF統一王者に君臨している。(THE ANSWER編集部)