フィゲロアに7回KO負け、プロ32戦目にして初黒星

 ボクシングのWBA・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチが15日(日本時間16日)、米カリフォリニア州カーソンで開催され、WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)がWBA同級正規王者ブランドン・フィゲロア(米国)に7回KO負け。プロ32戦目で初黒星を喫した。SNS上の海外ファンからは「ヤマナカの最後をどれだけ汚したのか」などと厳しい声があがっている。

 遂に敗れた。金髪にあご髭を蓄えて登場したネリ。初回から積極的に前に出る場面もあったが、決着は7回だった。フィゲロアの左ボディーを被弾。苦悶の表情を浮かべて膝をつくと、転がるようにして仰向けに。そのまま立ち上がれず、無敗同士の対戦でKO負けを喫した。

 ネリは2017年8月の山中慎介とのWBC世界バンタム級タイトルマッチで4回TKO勝ちを収めたが、試合前に行われたドーピング検査で禁止薬物が検出された。故意の摂取を否定していたが、18年3月の再戦ではリミット53.5キロを大幅に上回る2.3キロの体重超過。再計量でもパスできず、王座剥奪となっていた。

 19年11月、前IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBC同級挑戦者決定戦でも、1度目の計量で約450グラムの体重超過を犯すなど、批判が少なくなかったネリ。今回の敗戦で、海外ファンからは厳しい声も上がっている。

 ツイッター上では「ブランドンが試合後のインタビューで、シンスケ・ヤマナカのために勝ったと言って欲しい」「ダーティファイターだ」「こいつは男じゃない。一度もだ。男になるにも規律がない」「日本では今お祭り騒ぎになっているに違いない。それまで無敗で殿堂入りにふさわしいキャリアだったレジェンド、ゴッドレフトのヤマナカの最後を、ネリがどれだけ汚したのか」などと書き込まれていた。(THE ANSWER編集部)