バーランダー氏が大谷を絶賛「本当に凄い」

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、インディアンス戦でメジャートップとなる13号3ランを放った。投打に実力を見せる二刀流は米国でも大きな話題となっているが、米メディアは大学で二刀流選手としての経験がある識者が執筆した大谷についての特集記事を掲載。「大学レベルでも投打両面をこなすことは不可能に近い。それを最高峰のレベルでやろうとしているのだから、最もクールなことを目撃している」などと最大級の賛辞を送っている。

 難しさが分かるからこそ、二刀流へ称賛を送っている。インディアンス戦では完全なボール球を打ち砕く3ランを放つなど、打ってはMLB最多の13本塁打、投げても防御率2.10、40奪三振を記録している大谷。今季は外野を守る場面もあり、まさにオールラウンドな活躍を見せている。

 そんな大谷について、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は、同局でアナリストを務めるベン・バーランダー氏による特集記事を掲載。「ショウヘイ・オオタニの投打の活躍は本当に凄い」とタイトルが付けられている。

 バーランダー氏は、MLB通算226勝を記録しているジャスティン・バーランダーを兄に持ち、自身もマイナーリーグでプレー経験がある。高校卒業後にバージニア州のオールド・ドミニオン大学に入学。「私を二刀流選手として見てくれるということでこの大学を選んだ」と記事で説明している。

 大学では二刀流に挑戦したバーランダー氏は「練習時間をどう配分すればいいのか分からなかったのが難しかった」と痛感。「大学2年の時に、どちらかを選ぶことをヘッドコーチと話して、野手になることを決めた」「そしてデトロイト・タイガースからドラフト指名を受けて入団した」と自身のキャリアを伝えている。

今季の活躍について「最高のバージョンを手に入れた」

 大学で二刀流を断念した経験があるからこそ、バーランダー氏には大谷の凄さが分かるようだ。「オオタニはエンゼルス最高の打者であり、最高の先発投手だ」と最大級の賛辞を送り「大学レベルでも投打両面をこなすことは不可能に近い。それを最高峰のレベルでやろうとしているのだから、野球界で最もクールなことを目撃していることになる」ともつづっている。

 特に今季の活躍については「オオタニは最高のバージョンを手に入れた。100マイル(約161キロ)の球を投げる先発投手が、ラインナップの上位にいて、本塁打を打つのだ」と注目していた。

「いつまで彼の姿を見られるのか誰にも分からない。それが長い時間だと願う。私たちの子どもや孫にショウヘイ・オオタニのことを伝えたい」と大谷の末長いキャリアを願っているバーランダー氏。更には「野球というスポーツを新たな高みへと持ち上げている」と今の活躍が野球という競技にもたらしている影響もつづっていた。(THE ANSWER編集部)