男子800メートル準決勝でアクシデント

 東京五輪の陸上は1日、男子800メートルの準決勝が行われ、3組では感動的なシーンがあった。米国選手がレース中に転倒。後ろを走っていたボツワナの選手も巻き込まれ、転倒してしまった。それでも2人は並走して最後まで走り切り、レース後には抱擁。「感動的なシーン」「これぞオリンピックのスポーツマンシップ」などと感動を生んでいる。

 アクシデントが発生したのは最後のコーナーに入る手前付近だ。団子状態の中でアイザイア・ジュエット(米国)は自身の足が絡まり、転倒してしまった。すると真後ろを走っていたニジェル・アモス(ボツワナ)も巻き込まれ転倒。2人は集団から大きく置かれてしまった。

 失意の2人は一度は座り込んでしまったのだが、ゴールを諦めなかった。立ち上がり2人は片膝をついたままがっちりと手を握り合った。そして再び走り出す。ジョギングのようなゆっくりとした速度だが、並走したままゴールした。前にゴールした選手からは50秒近く遅れていたが、同じ組で走った各国の代表たちも笑顔で出迎えた。

 抱擁を交わすシーンもあった2人の姿にSNS上のファンも「感動的なシーン」「これぞオリンピックのスポーツマンシップ」「2人とも5年間以上も努力してきて悔しいはずなのに…いい場面だった」「美しい光景」「良いもの見せてもらいました」などと感動が広がっている。(THE ANSWER編集部)