バンタム級世界戦線に新展開か

 ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロが、WBC世界同級王者ノニト・ドネア(ともにフィリピン)との統一戦を拒否した可能性が浮上している。米記者がツイッターで報道。一方で、WBCはドネアに暫定王者との対戦指令を出した。

 カシメロはドネアと戦わないのか。バンタム級の動きを伝えたのは、米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者だった。ツイッターにこうつづっている。

「リチャード・シェーファーがESPNに伝えたところによると、ジョンリエル・カシメロがノニト・ドネアとの118ポンド(バンタム級)のタイトル統一戦を拒否したとアル・ヘイモンから聞いたという」

 ドネアと契約するリングスタースポーツのプロモーター・シェーファー氏は、米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」の興行主アル・ヘイモン氏から伝えられたという。しかし、同記者は続けて「ショーン・ギボンズはESPNに『拒否なんかしていない。問題を解決中だ』」と記し、カシメロのプロモーターを務めるギボンズ氏が否定したという。

4団体統一を目指す井上尚弥にも影響

 両者は8月に対戦予定だったが、カシメロがドーピング検査拒否を示唆したことを引き金に、ドネアが試合をキャンセル。カシメロはドネアの代わりにギジェルモ・リゴンドー(キューバ)と対戦し、判定勝ちしていた。

 コッピンガー記者は別の投稿で「シェーファーによると、ドネアは12月4日か11日に復帰するという」と次戦の日程を説明。日本時間21日朝にはWBCが公式ツイッターを更新し、ドネアと暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)に対戦指令を出したことを発表した。

 同級では、WBAスーパー&IBF王者に井上尚弥(大橋)が君臨。4団体統一を望んでいるだけに、他団体王者の動向は大きく影響する。ドネアはSNS上でカシメロに対戦を拒否されたと再三主張していた。(THE ANSWER編集部)