アスレチックス戦での2球に米投球分析家が注目

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりとなる年間2ケタ勝利&2ケタ本塁打にあと1勝と迫っている。19日(日本時間20日)のアスレチックス戦では、勝利こそ逃したものの8回2失点10奪三振と好投。決め球のスプリットを55球も投じた。米国の投球専門家は、直球と落ちる球の見極めの難しさが分かる合成動画を公開。米ファンからは「素晴らしいコンボ」「次元が違う」などと驚きの声があがっている。

 ほぼ同じフォーム、同じリリースポイントから、異なる2球を投げている。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏がツイッターに公開したのは、大谷が直球とスプリットを投げる姿を重ねた映像。ボールを投げる所までほぼ違いが見られないが、驚くべきはボールがホームベースに向かう途中からだ。

 アスレチックスのチャップマンに投げた2球の軌道は、最初はほとんど同じ。しかし、“魔球”スプリットの方は鋭く低めに急降下。高めに力強く向かった真っすぐとは対照的に、低めのストライクゾーンをかすめるようにして捕手のミットに収まっている。

 フリードマン氏は「ショウヘイ・オオタニの99マイル(約159キロ)の直球と88マイル(約142キロ)のスプリットのオーバーレイ」と文面に記すと、米ファンからは「素晴らしいコンボ」「エグイそして最高」「クレイジーだ」「ゲレーロJr.がどう対応するか見てみたい」「この男は次元が違う」などとコメントが書き込まれている。

 本塁打王争いでもトップが見える位置にいる大谷。残り試合、登板数はわずかと予想されるが、103年ぶり快挙なるかも注目だ。(THE ANSWER編集部)