大谷の好投むなしくチームは敗北

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発出場。今季10勝目はならなかったものの、7回5安打1失点、10奪三振の力投を見せた。米紙「ロサンゼルスタイムズ」は、試合後の大谷の談話を紹介しつつ「エンゼルスは警告された」「負けることに関しては(大谷は)うんざりしている」と危機感を記している。

 好投はまたも実らなかった。7回に99マイル(約159キロ)の剛速球で空振り三振を奪うなど、マウンド上で闘志を顕わに好投した大谷。しかし味方の援護は1点で、ベーブ・ルース以来103年ぶりの年間2ケタ勝利&2ケタ本塁打はならず。大谷の降板後に、チームはあっさりと勝ち越しを許して1-5で敗れた。

「ロサンゼルスタイムズ」は「エンゼルスは警告された。ショウヘイ・オオタニは勝ちたがっていることを明らかにした」との見出しで記事を掲載。球団、ファンは好きだが、それ以上に勝ちたいという気持ちがあると大谷が語ったことを紹介しつつ、「ショウヘイ・オオタニが口を開いた。彼はエンゼルスだけでなく野球界で最高の存在だったが、負けることに関してはうんざりしている」と本文で伝えている。

 打っては45本塁打でキング争いをしており、投げても9勝。年間で「150奪三振&150塁打」を達成したが、これは史上5人目、135年ぶりの大記録だ。しかし、マイク・トラウト外野手らを故障で欠き、投手陣にも不安を抱えるチームは今季74勝82敗と負け越している。

 記事では「オオタニは今季ア・リーグMVPに輝くだろう。そしてマイク・トラウトは8年間で3度のMVPを受賞している。しかし彼らはプレーオフで勝利していないのである」とエンゼルスが低迷していることを指摘。「オオタニはアナハイムで勝てると思っているのだろうか? そして留まりたいのか?」「オオタニが投打で出場し、ホーム最終戦にもかかわらずエンゼルスタジアムの半分は空席だった」ともつづられている。(THE ANSWER編集部)