世界体操

 体操の世界選手権は23日、福岡・北九州市立総合体育館で種目別決勝が行われ、21歳の南一輝(仙台大4年)が床運動14.766点で銀メダルとなった。東京五輪は出られなかった床運動のスペシャリストは、世界体操初出場。24歳の萱和磨(セントラルスポーツ)は同14.533点で6位だった。ニコラ・バルトリーニ(イタリア)が14.800点で金メダル、エミル・ソラブオ(フィンランド)が14.700点で銅メダルだった。

 南は捻り技を披露し、最後の着地も決めた。両手を広げて安堵した表情。客席に手を振って一礼すると、労いの拍手が送られた。優勝したバルトリーニに0.034点差で敗れたが、世界の舞台で健闘した。

 2019年から全日本種目別選手権で床運動3連覇。脚の故障が影響し、東京五輪代表にはなれなかった。今回は初の代表入り。20日の予選は床運動14.966点の3位で通過し「メダルを持ち帰りたい」と意気込んでいた。

 22日の個人総合2位だった東京五輪2冠の橋本大輝(順大)は、この日予定していた床運動と鞍馬の決勝を故障のため棄権した。24日は鉄棒、平行棒の決勝に出場予定。内村航平(ジョイカル)も鉄棒で決勝を戦う。(THE ANSWER編集部)