IBF世界フェザー級王者から“挑戦状”

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は6日、元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。9日(日本時間10日)には世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」の階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で1位に返り咲いた。注目を集めるモンスターに、1階級上の王者から“挑戦状”が届いた。陣営は「KO出来る。ロペスの勝利に自宅を賭けてもいいよ」などと大口を叩いているという。

 米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ルイス・ロペスがフェザー級でナオヤ・イノウエを待つ」との見出しで記事を掲載した。IBF世界フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)が、SNSを通じて「心の内を世界に向けて明かした」と伝えている。

 プロ通算30勝(17KO)2敗のロペス。今年3月には阿部麗也を相手に8回TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功している。SNSでは「ナオヤ・イノウエが126ポンド(フェザー級)に上がってくるまで、俺はここで待っているぜ」と投稿したという。

 井上の1階級上のロペス。記事ではマネージャーのヘクター・フェルナンデス氏のコメントも伝えられており「ロペスはイノウエをKO出来ると思う。ロペスの勝利に自宅を賭けてもいいよ」とまで豪語しているという。

(THE ANSWER編集部)