ボブルヘッドの箱側面にも注目

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地レッズ戦に「2番・DH」で出場し、2打数0安打1四球だった。試合前には先着4万人の特典としてボブルヘッド(首振り人形)が配布され、球場には開門前から長蛇の列が発生。パッケージに隠れていたデザインが「箱も捨てられない」「まだ1球も投げてないのに」と話題を集めている。

 細かいこだわりがちりばめられていた。箱の中に入っているのは、バットを持って構える大谷のボブルヘッド。ヘルメットをかぶり、白い歯を見せている。箱の正面には「SHOHEI OHTANI」の文字とともに、ユニホーム姿で雄たけびを上げたようなイラストが描かれた。正面から見たものがX上で拡散したが、他の面にもバット持ったイラストがあった。

 そこにはグラブを持ってガッツポーズする姿。まだドジャースでは披露していない「投手・大谷」だった。「大谷翔平 17」と漢字表記だけでなく、二刀流のポジションを示す「TWP」、ニックネームの「Showtime」、岩手の出身地や身長、体重、デビュー年などのデータも記されている。

 投手復活を期待するようなパッケージデザインに対し、ネット上の日本人ファンは注目。「まだドジャースで一球も投げてないのにピッチャーの姿いれてくれてるの嬉しい」「お箱も貴重なデザインで良きね」「箱も捨てられませんね」「箱のデザインも可愛い」と感激した様子の声も上がっている。

 チームは2-7で敗れたが、今季メジャー全体で最多の5万3527人が来場。大谷効果が表れる一日となった。

(THE ANSWER編集部)