16日のレッズ戦

 米大リーグ・ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地レッズ戦に今季メジャー全体で最多の5万3527人が集まったことを発表した。この日は大谷翔平投手のボブルヘッド(首振り人形)を先着4万人に配布。平日にもかかわらず、試合の数時間前から長蛇の列ができるなどしたが、驚きの光景に米ファンも「クレイジーな男だ」「彼が大金を支払われた理由だ」などと反応していた。

 この日は先着4万人の特典として大谷のボブルヘッドを配布。そのうち1700個は、ビジターのユニホームを着ているプレミア品だった。試合前のドジャースタジアム周辺には、人形をゲットするためにファンが長蛇の列をつくる盛況ぶりだった。

 球場内外で驚きの光景が生まれ、ファンが埋めつくしたこの日。米ポッドキャスト番組「トーキン・ベースボール」公式Xでも「ドジャースタジアムの観客動員数は5万3527人だった」「これは今シーズンのMLBで最多の観客数で、ドジャースタジアムでは2019年以来最多である」と紹介された。

 米ファンも驚きの声を上げ「ショウヘイ・オオタニのボブルヘッドナイトが観客を集めたのよ」「これはかなりの“ショウ”だ」「これがボブルヘッドのパワーだ」「ショウヘイ・オオタニ効果だ」「オオタニのボブルヘッドがそうさせたのね」「ショウヘイの効果だ。これが彼が大金を支払われた理由だ」「5万3527人を返上するなんてクレイジーな男だ」「彼らは史上最高のオールラウンドプレーヤーを見られるチャンスを逃したくなかったんだ」「野球が戻ってきた」などと反響が集まった。

 中には「(エンゼルスのオーナー)アルテ・モレノはこれを見たら激怒するだろうな(笑)」と、エンゼルス時代はなかった光景であるとの指摘もあった。10年総額7億ドル(約1014億円=当時)でドジャース入りした大谷。早くもその人気ぶりが示されている。

(THE ANSWER編集部)