本拠地ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「2番:DH」で出場。初回の第1打席でセーフティーバントの“奇襲”に出て、内野安打となった。米実況席も驚きを隠せず「大きなサプライズだ」と伝えている。

 先頭のベッツが右飛に倒れ、1死走者なしで迎えた第1打席。Dバックス左腕マンティプリーがワインドアップに入ったところでバントの構えを見せると、シンカーを上手に転がした。打球はマンティプリーの前に転がったものの、快足を飛ばすと、マンティプリーの送球がややそれてセーフに。記録は内野安打となった。

 カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席も驚きを隠せず。解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「大きなサプライズだ」と語ると、実況のジョー・デービス氏は「ショウヘイがバントヒットですよ。長打率でメジャートップ、昨日はライナー性の単打でサヨナラ打、そしてここでまた別のツールを見せました」と伝えた。

 ハーシュハイザー氏は「ケージ内で練習していたに違いません。フィールドでやっているところは見たことがありませんから」と話すと、デービス氏も「とても意図的なものに見えましたね」と“狙い通り”のプレーだったと分析していた。

(THE ANSWER編集部)