本拠地ダイヤモンドバックス戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発。4打数2安打1打点、盗塁も2つ成功させるなど活躍した。チームは3-7で敗戦したが、ユニホームがびりびりになるほどの激走ぶりに、観客も喝采を送っていた。

 まずは0-2と2点を追う4回。先頭打者の大谷は、相手先発フォートからチーム初安打となる左翼線二塁打を放った。さらに1死後、スミスの打席で三盗。滑り込んで今季12個目の盗塁成功となると、送球が乱れる間に生還。一人で1点をもぎ取り、ドジャースタジアムは拍手喝采となった。躍動した大谷のユニホームは、左膝の部分が破れてしまっていた。

 それでもお構いなしだ。6回1死三塁の打席では、土だらけのユニホームのまま右前適時打。さらに二盗にも成功し、ズボンの左膝の穴はさらに大きく広がってしまっていた。今季13個目の盗塁で、未だに失敗はゼロ。成功率100%をキープしている。日米通算99盗塁にも到達し、大台まであと「1」に迫った。

 今季は30球団が着用するユニホームを大手スポーツメーカーのナイキがデザインし、ファナティクスが製造。ズボンが透けて上衣が見えたり、破れやすいとして批判の声も上がっており、大谷もこれまでにユニホームが破れている場面が何度が見られていた。

 大谷は8回の打席ではズボンを履き替えたようで、左膝にできていた穴は消えていた。チームは敗れたが、3戦連続安打で打率.356に上がっている。

(THE ANSWER編集部)