ジョギングしながらごみ拾いをする「プロギング」が18日、香川県さぬき市津田町であった。地元の百十四銀行の行員や市職員らが参加した。

 「プロギング」はジョギングとごみ拾いのスウェーデン語を組み合わせた造語で、同国発の新たなSDGsフィットネス。

 参加した森匡史頭取をはじめ行員と家族計約50人、大山茂樹市長ら市職員約20人は、ポリ袋を手に津田漁港前をスタートし、津田川沿いを海岸まで約1キロ走りながら、道端のごみを探した。砂浜ではペットボトルや漁具などのごみを拾った。

 家族4人で参加した同行三本松支店長の貞光史雅さん(47)は「天候や海のロケーションに恵まれ、気持ちよく走れました。いろんなごみがあるのに驚きました」と話した。

 南側の海岸でもJA香川県や県漁連、県森林組合連合会など12団体による「かがわ協同組合連絡協議会」の海岸清掃活動があり、約60人が参加した。(福家司)