奈良県生駒市山崎町の同市立生駒小学校(児童数741人)で、創立150周年を祝う会が開かれた。

 同小は1874(明治7)年5月20日、「小学立本舎」として開校、1971年に現在の名称となった。34代目にあたる石村吉偉(よしひで)校長によると、卒業生は1万5千人を超えるという。

 祝う会は17日に開催。体育館で児童が企画した歴史クイズ大会などがあった。司会の児童が「学校の門の隣にある像の人物は誰でしょう?」と問いかけると「二宮金次郎」と声があがるなど、答え合わせの度に児童からは「イエーイ」と大きな歓声があがった。その後、生駒山麓(さんろく)太鼓保存会による演奏や、卒業生がデザインした横断幕のお披露目などもあった。

 同市内では生駒南小学校も今月創立150周年を迎え、22日に記念行事が開かれる。(神田剛)