6月15日の「千葉県民の日」にあわせ、千葉県館山市給食センターは14日、県産の食材を多用した特別給食「県民の日給食」を市内の幼稚園と小中学校に提供した。

 メニューはご飯、牛乳、カツオのフライ、菜花の磯あえ、ダイコンのみそ汁。米は市内産、カツオは勝浦産、菜花は館山市内産を含む県南産で、牛乳と、磯あえやみそ汁などのダイコン、キャベツ、ホウレンソウ、ノリなども県産とこだわった。

 農業、漁業、酪農が盛んな千葉だからこそできたメニューだという。

 市立西岬小学校の3、4年生11人も特別給食を味わった。4年生は現在、授業で農業を学んでいるといい、地元産品への関心が高まっているという。4年生の山崎幹大さんは「カツオのフライが一番おいしかった。県内には食材がたくさんあり、作ってくれる人に感謝したい」と話していた。(堤恭太)