ファン投票1位の大学生Bリーガーが語るオールスター

ファン投票1位の大学生Bリーガーが語るオールスター

 Bリーグ2度目のオールスター戦が14日、熊本県立総合体育館で開催される。ファン投票で最多1万1927票を獲得したのは、現役大学生ながら今季プロ入りした馬場雄大(A東京)だ。負傷で試合には出られなくなったが、Bブラックの主将としてベンチに入る。大会の目的の一つは、2016年4月の熊本地震の復興支援。オールスターや被災地への思いを語ってくれた。

 ――ファン投票では、1位になりました。

 「オールスターに僕が選ばれるとは思ってもいなかったですし、A東京の活動と大学生活との両立で結構いっぱいいっぱいで、意識もしていませんでした。でも、富樫(千葉)から『しょっぱな田臥さん(栃木)超えかよ』と言われて。驚きました。田臥さんや富樫は本当に人気があって『見たい』というお客さんが投票してくれたと思うんですけど、僕は期待する選手として選んでいただいたと思う」

 ――オールスターのだいご味は?

 「その日にしかできない組み合わせです。普段はもらえない人からのパスで、アリウープ(空中でキャッチしてそのままシュートする)ダンクをするとか。田臥さんだったり、(竹内)公輔さん(栃木)だったり、そういう方とのコンビネーションにコートでトライしたかったんですけどね」

 ――Bリーグに入って半年が経ちました。

 「22歳で『きつい』とか言ってられないんですけど、日々の練習のレベルが(大学よりも)上がって、細かいところも突き詰めていく。ボディーコンタクトもハードだし、毎週毎週、試合があるので」

 「初めてにシーズンなので、何かが起きるたびに、それが初めてのこと。この1年は、すごく長く感じているし、その分だけ、『こっち(Bリーグ)にきてよかった』と思うところもあるし、成長できているとも思う」

 ――これからの夢は?

 「やっぱりNBAで活躍すること。だから、今の状況をきついと思ってちゃダメだよな、という自分もいます。最初はNBAに入ることが目標だったけど、辞めました。入ることが夢だったら、その前で終わっちゃう。夢は大きく持たないと」

 「指導者だった父の影響もあってバスケットボールを始めた小学生のころ、なんで野球とサッカーに比べて盛り上がらないんだろうと思っていた。日本にもっとバスケを広めたいと、自然に思うようになっていた。実際Bリーグに入ってみて、ファンの方からすごい熱気を感じる。今後、サッカーや野球に負けないようなスポーツになってくると思うし、そのためには日本代表としても強さが必要。もっと盛り上げていきたい」

 ――今回は熊本での開催です。

 「日本を盛り上げるという意味では、東京だけでやっていても、つながらないと思っている」

 ――熊本は2016年に地震で大きな被害を受けました。

 「テレビで映像は見ていましたが、現地の状況をじかに見るのは初めて。当時、熊本でバスケをしている人の状況がSNSで流れてきて、悲しかった。自分が普通にバスケをできることが本当にありがたいことだと思った。でも、ひとごとじゃない。ちょっとでも、痛みを理解したい」

 ――現地に立って感じることもあると思いますか?

 「熊本のみなさんは、(被災で)大変な思いをしている。今回はケガで出場できませんが、前日の復興支援活動には参加します。バスケットを通じて、ふれあいたい。コートと観客の関係だけではなくて、近くに寄り添って、みなさんの声を聞きたいです」(構成・小俣勇貴)

〈ばば・ゆうだい〉 1995年、富山県出身。富山第一高から筑波大に進み、1年から全日本大学選手権で3連覇。大学4年の昨夏、A東京に加入し、プロ選手としてデビュー。日本代表にも名を連ねる。身長198センチ、体重90キロ。

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