低迷ロシア「国全体が心配」 W杯地元の開幕戦不敗神話

低迷ロシア「国全体が心配」 W杯地元の開幕戦不敗神話

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会は、14日(日本時間15日午前0時)のロシア―サウジアラビア戦で開幕する。過去の大会を振り返ると、開幕戦に登場した開催地チームが負けたことは一度もない。低迷が指摘されるロシアも勝ち点を挙げられるのか。

 「国全体が心配している」。13日の記者会見は、地元開催を迎える高揚感とはほど遠かった。ロシアの世界ランキングは、出場チーム中最下位の70位。国際親善試合でも7試合連続で未勝利が続く。

 チェルチェソフ監督は、厳しい質問を「プレッシャーは常にあるもの。自分の仕事に集中している」と自然体を強調して受け流し、「戦う準備はできている」と自信を見せた。

 サウジアラビアの世界ランキングも出場チーム中下から2番目の67位。ロシアにとって今大会で最も戦いやすい対戦相手と言える。

 サウジアラビアは昨年9月に日本を破ってW杯の出場権を獲得した後、2度の監督交代を経験した。チリ代表監督などの経験を持つピッツィ監督も昨年11月に就任したばかり。「開幕戦は特別な試合で、戦えるのは光栄だ。どんな状況でも戦い続ける、いつものスタイルで戦いたい」。初出場で16強に入った1994年大会以来の勝利を目指す。

 過去の対戦は1回だけ。1993年10月の親善試合でサウジアラビアが4―2で勝った。(河野正樹)

■開催地チームが出場した開幕戦

1934年 イタリア7―1米国

 50年 ブラジル4―0メキシコ

 58年 スウェーデン3―0メキシコ

 62年 チリ3―1スイス

 66年 イングランド0―0ウルグアイ

 70年 メキシコ0―0ソ連

2006年 ドイツ4―2コスタリカ

 10年 南アフリカ1―1メキシコ

 14年 ブラジル3―1クロアチア

※左が開催地チーム

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