日大三、杉並に辛勝 一時3点差、小倉監督も反省しきり

日大三、杉並に辛勝 一時3点差、小倉監督も反省しきり

(13日、高校野球西東京大会)

 春夏連続の甲子園出場を目指す日大三が、西東京大会3回戦で杉並に一時は3点のリードを許しながら、7―4で逆転勝ちした。第1シードのため、これが初戦の日大三に対し、杉並は3戦目。小倉全由監督は「初戦の緊張感で選手はバタバタでしたね。杉並さんもしっかり打っていた。参りました」と冷や汗をぬぐった。

 背番号20で夏のベンチ入りに滑り込んだ期待の右腕平野将伍(2年)が先発したが、1、2回戦を勝ち上がってきた杉並の勢いにのみ込まれた。一回に4本の安打で2点を先制された。

 「初戦の緊張感があるのに、公式戦で投げたことがない投手を投げさせた監督が悪い」と小倉監督。一回途中から救援した林玲介(3年)も止められない。二回には1番磯貝愛弥(2年)に本塁打を許し、リードを3点に広げられた。

 杉並は大会前から「日大三」を強烈に意識していた。5月の練習試合で日大三に0―9で敗戦。そのときは平野に3回無失点に抑えられていた。組み合わせ抽選会では、田北和暁監督が神農皓大主将(3年)に「三高のゾーンを引いてこい」と言って、主将が見事に引き当ててこぎつけた対戦でもあった。

 劣勢の中、「5番中堅手」で先発した日大三のエース中村奎太(3年)は申し訳なさを感じていた。「平野は初先発。経験が浅い中で、もっと投げやすい雰囲気を作ってやれればよかった」

 申し訳なさはバットで取り返す。緊張感がようやく和らいできた四回1死、右中間への二塁打で出塁し、同点につながる1点目の本塁を踏むと、再び1点リードを許して迎えた六回2死満塁では右前へ逆転2点適時打を放った。

 そして、七回無死一塁となった場面で5番手としてマウンドへ。後続を断ち、無失点で試合を締めた。

 逆転できた要因について中村は「どうにかみんなで一本出そうと、主将の日置(航、3年)を中心に言っていた。とにかく流れを持ってこようと、声は掛け合っていたので」と振り返った。エースの投打にわたる活躍を小倉監督は「よく打ってくれた。打ってくれなかったら今頃は敗戦監督で下を向いているところでしたね」とたたえた。=ダイワハウス八王子(山口史朗)


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