「SUSAMI地域体感型スポーツフェスティバル2024」が18日、和歌山県すさみ町のすさみ海水浴場をメイン会場に開かれた。予定されていた19日のイベントは雨天のため中止になったが、初日のスタンドアップパドルボード(SUP)とランニング、自転車の対抗リレーを参加者らが楽しんだ。

 自然あふれる町の魅力を感じてもらおうと町サイクリング大会実行委員会と町観光協会が主催し2022年6月に始まった。これまでは2日間に分けて競技を実施していたが、今回は1日目に集約。ランニングをSUPと合わせて砂浜のみで行うなどレクリエーション要素を高めた。

 千葉市や名古屋市、兵庫県加古川市など県外を含む36チーム約110人が参加。初夏を思わせる日差しの下、各競技に汗を流した。大阪府和泉市から3年連続で参加した山本博和さん(49)はこれまで友人と2人で戦ってきたが今回は「若手を投入」と長女の19歳の彼氏も加えた。「毎回参加していると知り合いも増えてとても楽しい。これからも続けたい」と話していた。

 1日目の夕方からは縁日や懇親会などもあり、参加者らや大会関係者らが友好を深めていた。2日目に予定していたチーム対抗のビーチスポーツなどは雨天中止になった。(勝部真一)