Wリーグ(バスケットボール女子)のアランマーレ秋田の小嶋裕二三ヘッドコーチ(56)と新旧主将が20日、秋田市の穂積志市長を表敬訪問し、4勝22敗で14チーム中13位に終わった昨季の結果を報告した。

 昨季はリーグに参入して3季目だったアランマーレ。これまで主将で奮闘してきた平松飛鳥選手(29)は「なかなか結果に結びつかない難しいシーズンだったが、チームの基盤はつくれている」と振り返った。

 10月に開幕する来季のWリーグは、再編されて2部制となり、1部8チーム、2部6チームで行われる。アランマーレは2部からのスタート。1位は1部に自動昇格し、2位は1部7位との入れ替え戦に回る。

 新加入ながら主将に起用された樋口鈴乃選手(22)は「1部昇格が目標になる。シュートを決めきることが大切。点を取っていけば、いいディフェンスが生まれると思う」と表情を引き締めた。(隈部康弘)