世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会とうたわれる「Xゲームズ」が今年も千葉で見られることになった。スケートボードや自転車のBMX、モトクロスバイクのモトXなどの世界トップレベルの選手らが集結し、9月20〜22日に千葉市美浜区の幕張メッセで競技が開催されることが決まった。千葉市での開催は3年連続。

 大会の組織委員会によると、Xゲームズは1995年に米国で始まった。これまでに世界192カ国・地域に映像が配信され、世界13カ国・地域で累計600万人以上が観戦したとされる。

 国内では2022年4月に千葉市のZOZOマリンスタジアムで初めて開催され、3日間で約4万人を動員した。昨年も同スタジアムで2日間(雨天で1日中止)開催し、約3万人が観戦に訪れた。

 大会の名称は「Xゲームズ千葉2024」。今年は、開催時期を例年の春から秋に変更したほか、天候の影響を受けないように、会場を屋内施設である幕張メッセに移した。

 パリ五輪直後の時期の大会開催となることから注目を集めそうだ。

 千葉市の神谷俊一市長は「世界のトップアスリートが繰り出す技を直接目にし、体感し、楽しんでほしい」とコメントしている。

 組織委員会によると、観戦チケットは6月ごろの販売開始を予定している。出場選手などは今後発表される。

 問い合わせは、公式ホームページ(https://xgamesjapan.com/)で。(前田基行)