第106回全国高校野球選手権新潟大会(朝日新聞社、新潟県高校野球連盟主催)が5日に開幕するのを前に、ハードオフ・エコスタジアム新潟(新潟市中央区)では4日、準備が進められた。開会式のリハーサルもあり、司会を担当する女子生徒4人が緊張した面持ちで臨んだ。

 司会を務めるのは新発田、新潟西、長岡向陵、高田の3年生マネジャー。グラウンドでのリハーサルでは、4人が順番にマイクの前に立ち、チーム名を読み上げるタイミングなどを確認した。高田の荻野彩那さんは「緊張すると思うけど、たくさんの人に私の声で元気を届けたい」と話した。

 5日の開会式は午前10時から。78校67チームの全選手が行進して入場し、長岡工の竹部匠真(しょうま)主将(3年)が選手宣誓をする。開会式に続いて2試合が予定されている。大会期間中、試合がある5球場の入場料は大人800円、高校生100円、小中学生以下は無料。(鈴木剛志)