東京都品川区に、ホテル事業を展開する星野リゾートが手がける都市型ホテル「OMO(おも)5東京五反田」がオープンした。

 「OMO」は「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトに、全国で展開されているホテルブランド。都内では赤坂や浅草などにあり、五反田が4施設目。

 今回オープンしたホテルは、「夜景とご馳走のパラダイス」をテーマにしている。客室は10タイプあり、全188室。館内には、地上60メートルに位置する空中庭園があるほか、ガイドブックには載っていない近所の情報を集めた「ご近所マップ」や、五反田グルメを楽しめるツアーなどもある。

 ホテル総支配人の沖拓人さんは「五反田は交通のアクセスもよく、飲食店も充実している。六本木や渋谷とはまた違う街の魅力があるが、あまり知られていない。観光にもビジネスにも、ちょっとのあいまに五反田とつながれる場所になれば」と話す。

 ホテルが入る複合施設「五反田JPビルディング」は、「ゆうぽうと」の跡地に建設された。施設はホテルのほか、フードホールやオフィスなどが入っている。(野田枝里子)