平賀源内の浄瑠璃を上演 東京でシンポ、生誕地さぬきで生中継

朝日新聞(地域)6/20(金)10:15

平賀源内の浄瑠璃を上演 東京でシンポ、生誕地さぬきで生中継

東京で上演された平賀源内作の浄瑠璃を大画面テレビで鑑賞する人たち=2025年6月12日午後2時23分、香川県さぬき市志度、福家司撮影

 江戸時代の発明家、平賀源内についてのシンポジウム「新内節で聞く平賀源内の浄瑠璃」が12日、日本女子大(東京都文京区)であり、源内の浄瑠璃が上演された。源内の生誕地、香川県さぬき市でもWeb会議システムで生中継された。

 源内は戯作(げさく)者としても活躍し、福内鬼外(ふくうちきがい)の名で浄瑠璃9作を残しているが、「神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)」以外の作品はあまり上演されていないという。

 シンポでは、江戸浄瑠璃の一流派、新内節の岡本宮之助師匠が伝承している源内の浄瑠璃の演目「博奕無間(ばくちむげん) 湯ノ山の段」を三味線に合わせて上演。伊豆の湯ノ山権現を舞台に、百姓らのばくちをとがめた庄屋がばくちに参加して大負けして丸裸にされ、代官にあきれられる時代物だ。

 日本女子大の福田安典教授は「江戸で人気を博した源内の浄瑠璃の魅力を再発見してほしい」と話した。

 さぬき市の平賀源内記念館では、地元の「文化サロン源内」のメンバーら約10人が参加。源内から7代目の子孫、平賀一善さんは「初めて新内節を聞いたが、歌舞伎のような節回しと感じた」と話していた。(福家司)

関連記事

朝日新聞(地域)の他の記事も見る

主要なニュース

6/23(月) 18:01更新

社会の主要なニュースをもっと見る