百寿者多い京丹後で世界長寿サミット

朝日新聞(地域)2/15(土)10:15

百寿者多い京丹後で世界長寿サミット

世界長寿サミットの説明をする中山泰・京丹後市長(左)、府立医科大の的場聖明教授(中央)ら=2025年1月31日午後1時26分、京丹後市役所、滝川直広撮影

 100歳以上の「百寿者」が全国平均の約3倍も暮らす京都府京丹後市で6月、長寿について探る「第1回世界長寿サミット」が開かれる。腸内フローラの研究で知られる府立医科大学の内藤裕二教授をはじめ国内外の研究者らが学術発表するほか、市民公開講座もある。

 実行委員会によると、昨年1月1日の住民基本台帳に基づく人口10万人あたりの百寿者は、伊根町が約260人、京丹後市が約223人で全国平均約73人の3倍を超えている。周辺の宮津市や与謝野町も2倍を超えるという。

 長寿のひけつを探ろうと、府立医大は2017年から京丹後市と協力し、「京丹後長寿コホート研究」を進めている。市内の高齢者約1千人のデータを長期間にわたって収集、分析し、医学的な項目だけでなく、その人の職業や日常生活、食事の内容、睡眠時間など約2千項目を調べる。

 これまでの調査では、京丹後市民は社会活動や運動の時間が長く、食物繊維を比較的多く摂取するため、血管年齢が全国平均より10歳程度若く、腸内には善玉菌が多いことなどが判明した。

 サミットは6月16〜19日。会場は府丹後文化会館など。18日には京丹後市など12市町村でつくる「健康・美・長寿推進協議会」による市民公開講座を開き、中山泰市長らの講演「世界最高長寿と幸福な人生の過ごし方」などを予定している。(滝川直広)

関連記事

朝日新聞(地域)の他の記事も見る

主要なニュース

6/23(月) 12:25更新

社会の主要なニュースをもっと見る