伝統のシルバーストンがF1を失う可能性。リバティ・メディア、イギリスGP開催地変更に言及

伝統のシルバーストンがF1を失う可能性。リバティ・メディア、イギリスGP開催地変更に言及

 F1の商業部門のマネージングディレクター、ショーン・ブラッチズは、F1は歴史あるサーキットの価値を認め、重要視しているものの、ビジネス上の成功を考えて開催を断念しなければならない場合もあると示唆、F1イギリスGPをシルバーストン以外で開催する可能性に言及した。

 2017年7月、シルバーストンサーキットのオーナー、ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)は、開催コストの増加により、F1イギリスGP開催契約の解除条項を行使した。これにより現状ではイギリスGPは2019年までの開催しか確保されていない。

 シルバーストンはF1開催を継続したい意向を持っているものの、開催料金を下げるような契約条件見直しが行われる必要があると示唆している。

 F1オーナーのリバティ・メディアとの交渉には大きな進展はないとみられているなか、今週末のブラジルGPを前に、ブラッチズは、F1イギリスGPは必ずしもシルバーストンで開催する必要はないと発言した。

「シルバーストンは最初のグランプリである。しかし(F1の歴史の)68年間、毎年シルバーストンでレースをしてきたわけではない。ブランズハッチや他のサーキットで開催されたこともあるのだ」とブラッチズ。

「F1レース開催地は変わり続ける。我々は一部のレースに高い価値を認め、そこでのレースを継続するためにやれることをやっている。だが、これはビジネスだ。我々は株式会社であり、多数の株主などステークホルダーが存在する。我々としては、ビジネスを成功させつつ、ファンにとって最善のものと組んで活動していきたい」

 イギリスにはブランズハッチ、ドニントンパークといったサーキットがあるが、リバティ・メディアはロンドン市街地でのレース開催に関心を持っているともいわれる。

 7日にF1は2020年から新たにベトナムGPを開催することを発表、マイアミでのF1開催計画も進んでいる。将来のカレンダー構成についてのリバティ・メディアのスタンスを、ブラッチズは次のように説明した。

「我々は3つのエリアに分けて考えている。まずは伝統あるレースだ。F1にとってもファンにとっても重要なレースを残したい。つまりシルバーストン、スパ、モンツァでのレースがここに入る」

「次に、市街地レース、あるいは一部市街地でのレースだ。公園や公道でのレースを開催したい。メルボルン、モントリオール、メキシコシティなどだ」

「3番目に来るのは、専用に建設された施設でのレースだ。つまり、上海、オースティン、テキサス、バーレーンといったものがここに含まれる」

「今後、市街地レースをさらに増やしたい。そのため(ベトナムでの)このレースが加えられることは、我々のビジョンにおいて一歩前進といえる」


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