スーパーGT:第7戦SUGO、曇天の公式練習はKEIHIN NSX-GT最速。GT300はレクサスとスバルが同タイム

スーパーGT:第7戦SUGO、曇天の公式練習はKEIHIN NSX-GT最速。GT300はレクサスとスバルが同タイム

 シーズン終盤を迎えたスーパーGTの2019年第7戦が9月21日に宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。前戦のオートポリス大会から中1週間での開催となった第7戦公式練習では、8月の公式テストでも最速タイムを連発していたKEIHIN NSX-GTがGT500クラスのトップタイムを記録した。スーパーGT GT300クラスはK-tunes RC F GT3とSUBARU BRZ R&D SPORTがまったくの同タイムで首位につけている。

 9月第1週開催だった第6戦からわずかなインターバルでの開催となったSUGO戦は、週末ごと日本列島に襲い来る台風の影響がふたたび懸念される週末に。金曜には気象庁が臨時会見を開き、土曜から日曜にかけて台風17号による全国的に広域な影響が及ぶ可能性を周知するなど、天候に翻弄されてきたシーズンを踏襲するラウンドになることが予想されている。

 金曜から土曜にかけてなんとか雨は回避されたものの、セッション開始定刻9時の時点で、曇天のサーキットは気温16度、路面温度21度、湿度28%というコンディションだった。

 スーパーGTではシーズン最終2戦にかけてウエイトハンデ(WH)が軽減されるため、第7戦SUGOからはこれまでのポイント×2kgのウエイトから、ポイント×1kgのウエイトとなり、各マニュファクチャラーの車両バランスや、チームのセットアップ能力がより問われるラウンドとなっていく。

 ドライ路面で始まった1時間45分の公式練習だが、決勝に向けた予報は当然、雨。現時点でのセットアップを確認した上で、どのように戦略を組み立てていくか。各陣営が頭を悩ませながらのセッションとなったようだ。

 開始早々にはやはり路面温度の低さが災いしたか、コースイン直後にGT300クラスの埼玉トヨペットGB マークX MC、エヴァRT初号機 X Works GT-Rがともに3コーナーでスピン。マークXはバリアにヒットし、リヤウイングが脱落するダメージを負ってしまう。さらに開始7分の馬の背コーナーではHOPPY 86 MCがコースオフし、グラベルでスタックしたため、ここでいったん赤旗が掲示される。

 9時14分の再開後はピットロード前方に急きょマシンを停車させて待機したCRAFTSPORT MOTUL GT-Rを先頭に、各車が順次コースインし慎重にウォームアップを進めると、GT500クラスでは24号車リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rや、8号車ARTA NSX-GTが1分17秒台から14秒台へラップごとにタイムを縮めバランスを確認していく。

 KEIHIN NSX-GTが1分11秒608を記録すると、RAYBRIG NSX-GTも1分11秒459を記録し、コースとの相性でもここSUGOで本命視されるNSX-GT勢がまずは好調にセッションを進めていく。

 一方のGT300クラスも、赤旗前に1分18秒台を記録していたModulo KENWOOD NSX GT3や、グッドスマイル 初音ミク AMGなど、ヨコハマタイヤ勢が早めの動き出しを見せるも、30分経過時点ではブリヂストン勢が上位に進出し、今季2勝のK-tunes RCとランキング首位ARTA NSX GT3が、ダンロップタイヤ装着のSUBARU BRZを挟む形でタイムボード最上位に名を連ねる。

 セッションは45分を経過したところで、GT500クラスのランキング上位を占めるレクサス陣営からはトムスの2台、ウエイトハンデ半減でも1ランクダウンの燃料リストリクター調整が残るKeePer TOM'S LC500と、シーズン前半にエンジントラブルがあったau TOM'S LC500が、ともに3〜4番手と、トップ5圏内で精力的に周回を重ねていく。

 一方、ここまで後方でじっくりとセッションを進めていたニッサン陣営からは、ここまでトラブルやドライバーに急病があるなど不遇続きのシーズンとなっていたカルソニック IMPUL GT-Rの佐々木大樹が、1時間経過を目前に1分11秒118を計時。気温が低い開幕前オフシーズンの好調さを取り戻し、ここで一矢報いるべく首位へと浮上し、病欠から復活のジェームス・ロシターへとバトンタッチする。

 時刻は10時を回り、GT300クラスで修復を続けていた埼玉トヨペットGB マークXがコース上へ復帰。ここSUGOでもマザーシャシー勢の活躍が見込まれるだけに、失った走行時間を取り戻すべく連続周回へ。

 GT300クラス占有走行まで残り10分。上位勢には中盤でトップ3に割って入ったHOPPY 86 MCが3番手につけるも、その他のポジションに大きな変動はなし。K-tunes RC FとSUBARU BRZは1分18秒178とまったくの同タイムで首位に並んだ。

 一方のGT500クラスもポジションは変わらず、カルソニック IMPUL GT-Rの背後にKEIHIN、RAYBRIGと2台のNSX-GTが続き、37号車、36号車のトムス勢が並ぶトップ5に。10番手Modulo Epson NSX-GTまで0.988秒のギャップと、10台が1秒圏内に入る相変わらずの僅差で混走時間を終えた。

 予選日朝の予報では、14時からの予選開始時も雨は降らないとの見方が強く、10分間の占有走行では両クラスとも予選を見据えたシミュレーションを実施。GT300クラスは3コーナーでタイヤをロックアップさせた25号車がそのままガレージインし走行を止める波乱があったものの、複数のマシンが自己ベストを更新し、McLaren 720Sが1分18秒455で4番手へ。arto RC F GT3が1分18秒695で8番手へと、2台がトップ10に進出した。

 続く10時35分からのGT500クラス占有も、残り3分で各車アタックラップへ突入し、トップ10全車が1分10秒台へ。KEIHIN NSX-GTのベルトラン・バゲットが1分10秒281まで縮めトップを奪還。2番手には松田次生のMOTUL AUTECH GT-Rが飛び込み、1分10秒675を記録。3番手には64号車Modulo Epson NSX-GT、牧野任祐が1分10秒697で続き、ブリヂストン、ミシュラン、ダンロップがトップ3を分け合う結果となった。

 このあとも路面温度の上昇が最小限に留まりそうなスポーツランドSUGOでは、14時から公式予選セッションが行われる。GT300クラスはシリーズ史上3度目のQ1クラス分けが行われ、GT500クラスは通常と同じく各車が一斉にQ1を戦う方式で争われる。


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