F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、F1は年間のイベント総数を減らすとともに、将来は交代でレースを開催する可能性があると述べている。

 2021年、F1は史上最多の23戦のグランプリを開催予定だが、新型コロナウイルスの流行が世界中で長引いているため、シーズンはさらなる混乱に直面する可能性がある。ドメニカリは、2021年シーズンがレース数の点で計画通り開催されることを望んでいるが、今年もふたたび順応性が求められることが普通になるだろうと認めた。

「23戦というのは非常に重要なレース数であることは間違いない。我々の持つ情報によれば、誰もが23戦の開催計画を進めたいと考えている」とドメニカリは『Sky Sports』のインタビューで語った。

「もちろん我々は十分な柔軟性を持つ必要がある。シーズン序盤では、無観客や限られた観客数でイベントを行うかもしれないことを受け入れなければならない」

「だが我々の支援者やファンに私が保証できるのは、我々が必ずやシーズンを開催したいと考えているということだ」

 メルボルンで開催予定だった開幕戦オーストラリアGPは、すでに3月からシーズン後半へと延期されており、バーレーンで2021年シーズンの開幕を迎えることになる。さらに春に予定されているモナコ、アゼルバイジャン、カナダでの市街地レースにも不確実性が生じているが、F1はそれらのイベントが現在危機に瀕していることを公式に否定している。

「我々には契約があるということを受け入れたいと思う」

「問題が発生した場合に実施可能な代替案はあるが、これまでのところ我々が共有しているのと異なる情報はどこからももたらされていない。嘘をつく理由はない」

 チェイス・キャリーの後任であるドメニカリは将来を見据えて、F1はレース数を減らし、交代でレースを開催するポリシーを持つことを選択する可能性もあると考えている。

「素晴らしい成果物を我々が提供できれば、レース数をいくらか減らせる状況になるかもしれないという事実でもって、この問題は自然と解決されるだろう」

「さまざまな分野に集中しながらも、特定のグランプリを交代で開催することが可能となる機会が生まれるかもしれない」

「このことは、今年我々が慎重に検討する計画に含まれている。世界がふたたび正常に戻った時のために準備をするのだ」